90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

言葉が「混ざる」のも、悪くはない - バイリンガルな人の「脳の構造」についての最新報告

わたしは、英語とスペイン語がわかる人と話すときには、よく2つの言語を混ぜて「Quieres un toast?」や「I wanted to aprovechar the holiday and viajar un poco.」のように話すことがある。2つの言語を扱えることで得られる認識能力を最大限に生かしたければ、このように言語を混ぜるのは避けるべきだろうか? 端的に言うと、ノーだ。

「1980年代、人々は言語の混合は病的なものだと考えていました」とクロールは言う。「しかし、実際はごく自然なものです」。また、(言語を混同することで)わたしの脳が怠けているというわけでもない。わたしはいまだに単語を選ぶたびに2つの言語から選んでおり、単に毎回同じ選択をしているわけではないのだ。

メキシコシティに降り立った日から、アクセント、語彙、恥ずかしい言い間違いという点に関して、わたしの英語が常にわたしのスペイン語に影響を与えてきたのは明らかだ。しかし「lavadora」の件ではっきりしたが、スペイン語を学ぶことで、わたしは英語の話し方をも再形成したのである。

ひとつの頭のなかに、別々に動く「1カ国語脳」が2つ入っているわけではない。それは、1つの「2カ国語脳」をもっているということなのだ。

wired.jp