90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

幸せに生きる為に簡単にできる3つの方法: 「味わって食べる」「経験を味わう」「自然と触れ合う」

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第1は「味わって食べる」です。ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)のヤン・コーニル准教授らの調査では、味わって食べる習慣は学歴や所得とは有意な関連がありませんが、幸福感とは有意な正の相関がありました。つまり、学歴や所得にかかわらず、この習慣が顕著な人は幸福感が高い傾向があるのです。

第2は「経験を味わう」です。ビクトリア大学(カナダ)のポール・ホセ准教授らの調査では、この傾向が強い人は、ポジティブな出来事が少なくても、多い人と同程度の高い幸福を感じていました。しかも「ポジティブな出来事が多いが経験を味わわない人」より幸福感が高かったのです。

第3は「自然と触れ合う」です。米アラバマ大学のホン・ユン教授らの調査によれば、自然の豊かな公園で20分以上過ごすと、活動量とは無関係に幸福感が高まりました。シンガポール国立大学のリ・ニエム氏らの実験では、自然公園で20分以上歩く場合(1)より長時間歩く(2)自然とのつながりを感じる感性が強い(3)公園が混雑していない(4)公園の動物多様性が高い――ことが、幸福感をより高めました。自然とのつながりや自然の多様性を感じながら、自然豊かな場所でできるだけ長く過ごすことが、幸福感を高めるのです。