Lana Del Reyの新曲です。彼女は歌詞解説サイトGenius.comで人気の歌手という印象です。アルバム「Lana Del Rey - Norman Fucking Rockwell」からのセカンドシングル。
駐在中の旅行先の候補の一つとして、Venice Beachを考えており、アメリカ陸マイラー生活をスタートしたのちにすぐに飛ぼうと考えておりました。曲名である「Venice Bitch」はVenice Beachとの言葉遊びであるとGeniusの解説に書いてあります。
ベニス・ビーチはロスにあり、ボヘミアンなカルチャー、ストリートパフォーマンス、アーティストの壁画(murals)、boardwalk(《主に米国で用いられる》1板道.2(海岸などの通例板敷きの)遊歩道)で有名な観光地。Lana Del Reyはロスに住んでおり、頻繁に訪れているようです。
“Venice bitch” is a play on words in reference to the landmark Venice Beach located in Los Angeles, California. The beach is known for its bohemian culture, street performers, artistic murals, and street stands lined up along the Boardwalk. As Lana Del Rey resides in Los Angeles, it’s likely she frequents the location for its artistic atmosphere and buzzing California beach vibes.
In January 2018, a mural of Del Rey was commissioned to be featured on the side of Ellison Hotel in Venice Beach, Los Angeles. The mural features lyrics from her 2011 song “Video Games”.
【歌詞で覚える英文法・英語表現 】シリーズです。今回は、表題の曲のサビ・コーラスの歌詞に使われている英語表現をご紹介します。
洋楽の歌詞で英語をチェックすることで表現力を高める
著者は洋楽の歌詞で英語を学習してきましたが、この記事内で行っているように洋楽の新曲がリリースされる度に、サビ・コーラスを中心に歌詞のわからない箇所や英語表現をチェックしておりました。歌詞の意味をある程度、理解した上で毎日の通学・通勤の時に洋楽を聞いたり、家でサビ・コーラス部分を口ずさむことで、知らず知らずに英語の語感が身に付き、歌詞の中に含まれている様々な文法ポイント語順=英文の規則性を身に付けることができました。
大阪観光大学国際交流学部池田 和弘教授の日経ビジネスオンラインの記事でも洋楽の歌詞で英語を勉強した学生の話が取り上げられていました。彼の何千人もの学生や社会人の教え子の中で、明らかに日本人離れした、素晴らしい英文を書く生徒がいたらしいのですが、その学生さんは洋楽の歌詞で英語を英語を勉強してきたようです。その文章は、語句の使い方が日本人離れしていたというのです。
彼は中学に入ったころから大の洋楽ファンとなり、歌詞を懸命に覚えただけでなく、添えられている和訳を読むだけでは満足できずに、辞書などを調べて原文の意味を理解しようとしたというのです。楽しいから歌詞の意味を理解しようとし、そのまま覚えて、歌った――彼にとっての「英語の勉強」というのは、たったそれだけだったわけです。もちろん、学校での学びもある程度は意味があったかも知れません。しかし、書いた英文から判断して、その英語力の大半を歌詞からつかみ取ったことは間違いありませんでした。
Source: 日経ビジネスオンライン
私は、2017年11月20日に最終回を迎えたWSJの新聞記事を読みながら経済英語の表現を学ぶ【WSJで学ぶ経済英語】をいつも拝見しておりました。
自分が【洋楽の歌詞で覚える英文法・英語表現】シリーズをスタートさせたのは、普段行っている英語力を向上させるための作業(新曲の洋楽歌詞の英語表現を調べる)の紹介と、【WSJで学ぶ経済英語】シリーズで使用されている教材=新聞記事を洋楽歌詞に変えて同じようなコンセプトのものができたらと思い始めました。(内容や解説のレベルは比べ物になりませんが...)
洋楽が優れた学習素材である理由
洋楽学習方法についての詳細は、以下、私の著書を紹介いただいているLifehacker(ライフハッカー)の記事、洋楽学習法の詳細を記載した記事、洋楽学習に関する情報集をご参考ください:
- マルーン5からジェイ・Zまで、好きな洋楽を英語学習のネタにする | ライフハッカー[日本版]
- 洋楽英語学習まとめ - 私がしてきた内容
- 洋楽英語学習 カテゴリーの記事一覧 - Safari Man – 海外駐在日記 | 洋楽歌詞の和訳で英語を勉強しTOEIC900を目指す
Music Video
サビ・コーラスの歌詞で覚える英語
[Chorus]
Oh God, miss you on my lips
It's me, your little Venice bitch
On the stoop with the neighborhood kids
Callin' out, bang bang, kiss kiss
[Post-Chorus]
You're in the yard, I light the fire
And as the summer fades away
Nothing gold can stay
You write, I tour, we make it work
You're beautiful and I'm insane
We're American-made
- stoop - 名詞可算名詞 《主に米国で用いられる》 玄関口[入り口]の階段.
- stoop - かがむ、こごむ、前かがみになる、猫背である、腰が曲がっている、身を落とす、身を落としてする、急降下して襲いかかる
- neighborhood children - 近所の子どもたち
- call out -
- bang bang - バンバン【名】〈米俗〉〔銃での〕撃ち合い〈米俗〉西部劇(映画)、戦争映画
- in the yard - 庭に
- fade away - 消えていく
- Nothing gold can stay - 肝心なことは目に見えない
- tour - 【自他動】 小旅行をする、巡業する、遠征する、巡回公演を行う、〔軍隊が〕外国[海外]勤務する 【名】 〔娯楽のために幾つかの場所を巡る〕小旅行、周遊、ツアー 〔劇団や音楽家などの〕巡業、巡回公演 〔スポーツチームの〕海外遠征 〔短い〕視察[見学]旅行 《軍事》=tour of duty
- make it work - (それを)上手くいくように出来る、都合がつけられる