90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

Sincerity Is Scary - The 1975 歌詞 和訳で覚える英語表現

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『sincerity - 正直、表裏のないこと』という単語にひかれ、聞いてみました。

 

歌詞で覚える英文法・英語表現 シリーズです。今回は、表題の曲のサビ・コーラスの歌詞に使われている英語表現をご紹介します。

洋楽の歌詞で英語をチェックすることで表現力を高める

著者は洋楽の歌詞で英語を学習してきましたが、この記事内で行っているように洋楽の新曲がリリースされる度に、サビ・コーラスを中心に歌詞のわからない箇所や英語表現をチェックしておりました。歌詞の意味をある程度、理解した上で毎日の通学・通勤の時に洋楽を聞いたり、家でサビ・コーラス部分を口ずさむことで、知らず知らずに英語の語感が身に付き、歌詞の中に含まれている様々な文法ポイント語順=英文の規則性を身に付けることができました。

大阪観光大学国際交流学部池田 和弘教授の日経ビジネスオンラインの記事でも洋楽の歌詞で英語を勉強した学生の話が取り上げられていました。彼の何千人もの学生や社会人の教え子の中で、明らかに日本人離れした、素晴らしい英文を書く生徒がいたらしいのですが、その学生さんは洋楽の歌詞で英語を英語を勉強してきたようです。その文章は、語句の使い方が日本人離れしていたというのです。

彼は中学に入ったころから大の洋楽ファンとなり、歌詞を懸命に覚えただけでなく、添えられている和訳を読むだけでは満足できずに、辞書などを調べて原文の意味を理解しようとしたというのです。楽しいから歌詞の意味を理解しようとし、そのまま覚えて、歌った――彼にとっての「英語の勉強」というのは、たったそれだけだったわけです。もちろん、学校での学びもある程度は意味があったかも知れません。しかし、書いた英文から判断して、その英語力の大半を歌詞からつかみ取ったことは間違いありませんでした。

Source: 日経ビジネスオンライン

私は、2017年11月20日に最終回を迎えたWSJの新聞記事を読みながら経済英語の表現を学ぶ【WSJで学ぶ経済英語】をいつも拝見しておりました。

自分が【洋楽の歌詞で覚える英文法・英語表現】シリーズをスタートさせたのは、普段行っている英語力を向上させるための作業(新曲の洋楽歌詞の英語表現を調べる)の紹介と、【WSJで学ぶ経済英語】シリーズで使用されている教材=新聞記事を洋楽歌詞に変えて同じようなコンセプトのものができたらと思い始めました。(内容や解説のレベルは比べ物になりませんが...)

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洋楽が優れた学習素材である理由

洋楽学習方法についての詳細は、以下、私の著書を紹介いただいているLifehacker(ライフハッカー)の記事、洋楽学習法の詳細を記載した記事、洋楽学習に関する情報集をご参考ください:

Music Video

youtu.be

サビ・コーラスの歌詞で覚える英語

[Pre-Chorus]
I'm sure that you're not just another girl
I'm sure that you're gonna say that I was sexist

I feel like you're running out of all the things I liked you for

[Chorus]
Why can't we be friends, when we are lovers?
'Cause it always ends with us hating each other

Instead of calling me out, you should be pulling me in
I've just got one more thing to say

Source: The 1975 – Sincerity Is Scary Lyrics | Genius Lyrics

  • just another girl - ただのありきたりな女性
  • run out of… - 《 自動詞+前置詞》 (1) 〈もの〉を使い果たす, 〈品物・忍耐心など〉を切らす. We have run out of fuel and food. 燃料と食料が底をついた. 《 他動詞+前置詞》 (2) 〈人を〉〈場所〉から追い出す, 追放する (⇒run 他動詞 B4b).
  • end with - ~で終了する、最後に~が付いている
  • instead of doing - する代わりに
  • call out -【句動】 叫ぶ、掛け声をかける 〔軍隊などを〕召集する、出動させる、動員する (人)に挑戦する、(人)を非難する
  • call someone out -(人)にアウトの宣告をする
  • pull in -【句動】 〔馬を〕制止する、制御する 〔車を〕道路脇に寄せて止める 〔車が〕道路脇に寄る、停車する 〔船が〕岸に寄る 〔出費などを〕抑える、切り詰める ・She should pull in when shopping otherwise she'll go bankrupt. : 彼女は買い物を控えるべきだ。さもないと破産するだろう。 引き入れる、引き込む、引っ張り込む、引きずり込む、引っ込める、引き寄せる、引き付ける、とりこにする ・What pulled me in was the simple but heartwarming story. : 単純だがほのぼのとしたストーリーに魅了された。 〔列車が駅に〕入って来る、駅に付く、駅に到着する 〔犯人などを〕しょっ引く、逮捕する、捕まえる、連行する 〔金を〕稼ぐ、もうける、集める 〔綱を〕引き上げる 〔魚を〕釣り上げる

[Pre-Chorus]
I'm sure that you're not just another girl
I'm sure that you're gonna say that I was sexist

 君は、僕が君を好きなったキミを全て使いきってしまったようだね

[Chorus]
Why can't we be friends, when we are lovers?
'Cause it always ends with us hating each other

Instead of calling me out, you should be pulling me in
I've just got one more thing to say

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