https://youtu.be/xd4sUmIYp8g?si=Vge7l3bIaEnKS4jF
市立小学校に通う千種区の6年生の内田望結(もゆ)さん(11)。外国での生活や留学の経験はない。父清隆さんと母朋子さんも英語を十分に話せるわけではない。「英語の勉強は面白くて大好き」と趣味として楽しんでいる。
この英語力!実は望結さん、日常生活やビジネスでの英語力をはかる世界共通のテスト「TOEIC」で、次々に高得点をたたきだしています。小学4年生だった2年前には、990点満点で985点。
去年も970点を獲得し、主催者が選ぶその年の「成績優秀者」を2年連続、最年少で受賞しました。さらに…
(内田望結さん)
「英検1級です」
大学上級レベルで合格率10%ほどといわれている英検1級に、小学3年生の時に合格しているんです。
(内田望結さん)
「合格したり、問題に挑戦したりするのが楽しいから」望結さんは海外での生活や留学の経験はなく、両親も英語を十分に話せるわけではないとのこと…ではなぜ、ここまでの英語力を身に付けたのでしょうか?
すべての始まりは…“生後10か月”で連れていかれた英会話教室だった
(母親の朋子さん)
「夫が会社員で、英語は必要なんじゃないかと彼自身が思っていて。生後10か月の時に英会話教室に連れて行ったのが、彼女の英語人生の始まり」望結さんは英会話教室に加え、これまで多くの習い事を経験してきましたが、英語を覚えるスピードが特に早かったそうで、これに両親も全力でサポート。
お母さんは手作りの英単語帳を作ったり、望結さんが受けられる試験を細かく調べたりして、二人三脚で英語力を高めてきました。
(母親の朋子さん)
「彼女がいろいろな壁を乗り越えてくれるたびに、私が新しいことを探せる。できることをできるように。できないところは楽しむ。自分の好きなことで伸びていってほしい」名古屋市内の公立小学校に通う望結さん。
今は帰宅後にオンラインで英会話レッスンを受けたり、毎日5分ほど英語ニュースの動画を見たりして英語力を磨きながら、中学受験の勉強や発表会に向けたピアノの練習もと、大忙しの毎日。こんなに頑張れるのは、胸に抱いている将来の夢があるからです。