WSJの節約に関する記事『一番の無駄遣いはどれ? 専門家に聞く節約のコツ - WSJ』のまとめ:
無駄遣いと専門家が考えるもの:
- 新車と、それに関連する保険料は平均的な米国人の2~3カ月分の収入に相当する
- 「だが毎朝(カフェで)5ドル(約540円)払う代わりに自宅で20セントで作っている」
- 大きな家は無駄
- 以前は納税書類を保管しておく棚が必要だったが、今は手続きが電子化されているため、そうした棚は必要ない
- 読書好きの人にとっては、本棚もそうだ。今は電子書籍があるため、本棚は必要ない
- 悪名高いのがスポーツジムの定額利用料金
- コーヒーやボトルに入った水などの少額の買い物。1日5ドルは非常に大きな違いを生む。今、ラテをすすっているとしたら、貯蓄をしていないということだ。
- 日用雑貨と無計画なスーパーでの買い物だ。計画していないと、1個か2個の品物を買うためにスーパーに立ち寄ることになり、結局、100ドル以上使うことになる。
- すぐに消費可能な商品、主に口に入れるモノであることが多い。インスタント食品、甘い食べ物、飲み物
- 2000ドルでペロトンの自転車型トレーニング器具
- 小さい子供を忙しくさせすぎている親もいる。さまざまな習い事から実際にどれだけのものを得られているかを確認することは、親と子供双方にとって有益
- 補整的購入だ。実際には自分がさほど成功しているとは感じていないため、一部の分野では成功していると他人に思わせるために使用するものは補整商品と言える。つまり、お金や社会的ステータスがあることを示すための、大きな目立つロゴの入った高級品やアクセサリーなどの人目を引くアイテムだ。
対策 - 専門家のアドバイス
- 1日1杯のラテなど1つか2つのものに散財し、ランチを持参するなど別の方法で節約すべきだ。
- 大きくなった子供に対しては、社会人になりたての大変さやお金があまりないことに大きな同情心が湧く。少ない予算で生活し、やり繰りするのを学ぶのは貴重な人生経験だ。
- 時間を取ってケーブルテレビ会社に電話し、相談すれば、もっと安く済ませることはできると分かっているが、そうしていない
- 高所得者は経験を買うことに満足を感じる傾向があるのに対して、低所得者はもっと具体的な長持ちするモノを買うことに満足を感じる傾向がある
- 1日の出費の内訳をチェックすることから始めるといいだろう。最も手っ取り早いのは、既に加入した月額制のサービスを見直すことだ
- 最も出費を減らす手段の1つは、食事や食材について計画を立てることだ。1週間のメニューを決め、食材の買い出しを週1度にすれば、スーパーに立ち寄る回数がはるかに減り、想定外の商品に出費することもなくなる
- 何かを買いたい衝動に駆られたら30秒時間を取り、「これをやり過ごせるか」と自問してみるといい。5分待てれば、衝動が消えていることに気づく可能性が非常に高い