しかしながら、米株がアウトパフォームした最大の理由は、米国自体がこの10年、他の国・地域に比べてはるかに好調だったからだ。経済面では、大半の先進国を打ち負かした。企業はテクノロジーで創造的破壊を主導した。米国はまた、欧州や新興国の多くが見舞われたような危機を回避している。リセッション(景気後退)後には、欧州よりもいち早く銀行の経営を立て直した。反トラスト法の執行がおそらく欠如していたことが追い風となり、企業利益はドル高が進行する逆風下でも急拡大した。
ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)も重要で、米国のファンダメンタルズは力強さを増す一方だ。
Source:https://jp.wsj.com/articles/SB10068946560546743548304586090941254029546