90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

自分が料理にハマる過程を思い出した

第24話。第四巻『定額制夫の「こづかい万歳」 月額2万千円の金欠ライフ(4) (モーニングコミックス)』で全編見れます。

 

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こづかい万歳第24話より引用。

私がこの漫画と出会ったきっかけとなった記事から引用。

私は自宅の仕事環境を整え、コーヒーメーカーをフル活用し、子どもたちに会議中は静かにするようにお願いした。

キーボードとマウスを新調し、本棚を買った。

 

「惰性で消費していたスタバ」は、「コーヒーメーカー」に。

「とりあえずお腹が空いたので入っていたラーメン店」は、「インスタントラーメン」に。

「便利だと思っていたコワーキングスペース」は、「自宅の小さな机」に。

「子どもたちが喜ぶので買って帰ったケーキ」は、「お取り寄せスイーツ」に。

「1ヶ月に1回程度は行っていた釣り船」は「オンラインゲームとYoutube」に。

「居酒屋」は「家飲み」に。

 

そうしてすでに「コロナウイルスに適応したライフスタイル」が続いて半年近く。

現在ではついに、「外に出ない・移動しない・消費しない生活スタイル」が、ある程度確立した。

 

 

ストレスが溜まってしょうがない、というかたもいるかも知れない。

だが、人の適応力はなかなかのものである。

 

実は、今ではほぼ不満はない。

消費のスタイルは「外」から「自宅」にすっかり取って代わり、すでに違和感はないどころか、それなりの楽しみを見出している。

 

コーヒーは家で淹れるとうまい。

ゲームをやりながら食べるインスタントラーメンは、蠱惑的な味がする。

自宅の机は好きなだけカスタマイズできるので、すでに秘密基地の様相だ。

お取り寄せスイーツは全国の有名店のものを、しかも安く手にれることができる。

オンラインゲームをやれば、遠い昔に友達の家に集まってやったファミコンの興奮を思い出す。

家飲みはすぐに寝床に入れるし、つまみは鶏肉屋でレバーを買ってきて、自分で作ったほうがうまい。

ミーティングはリアルで会うよりも「zoom」のほうが資料を共有しやすく、盛り上がるので、大好きである。

 

あー、何気なく幸せかもしれない。

 

要は、慣れてしまえば「それなりの楽しみ」はどこにでも見つかるし、

別に惨めな思いをしているとも思えない。

 

最近、愛している漫画が「こづかい万歳」なのもそのためかも知れない。

「こづかい2万円はディストピア」という人もいるが、私は「やりくりの楽しさ」「適応する喜び」を突き詰めると、こうなるのだろうなと思う。

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