90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

株価下落は米国の死を意味する - 年金が米国経済を支配

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Source - https://oxfordclub.jp/su-stocks-03/

米国に在住しており、2020年現在590万円ほど米国株を運用しておりますが、同僚や顧客と米国株が上がり続ける理由を聞いておりました。彼らの回答は「https://oxfordclub.jp/su-stocks-02/」に書かれてるような回答。

この説明には納得するのですが、本記事で説明されているように、年金と米国人の資産配分が米国株を上昇し続ける構造に大きな影響を与えるというのが分かり、こちらの説明の方がしっくりきました。
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年金/個人資産配分 x 米国株

  • 「株価を上げなければ死を意味する」と言っても過言ではないからでしょう。このように、米国株は「株価を上げなければならない思惑」も働くことで、上昇を続けているのでしょう
  • すでに米国の年金基金が全産業の株式の「3分の1以上」を所有する実態を「見えざる革命」と表現しました。これは、労働者が年金基金を通じて、実質的に米国企業の所有者になったということを意味します
  • 企業年金プラン「401(k)」が誕生し、年金基金の影響力は大きくなりました。また、この401(k)は当初、任意加入でしたが、2006年には特に拒否しなければ、401(k)に自動加入する制度に法改正されました。

    つまり、これが米国株が上昇しなければならない最大の理由と言えるでしょう。国民の多くがこの年金基金に加入することになりました。もし、米国株が上昇しなければ、彼らは損をして将来の資金を失うことになります。そうなれば、米国は明るい将来を描くのは非常に難しくなるでしょう。

    反対に言えば、米国は株価が上昇していれば、資産運用が成功し、多くの国民が明るい将来を描くことができると言えるでしょう。まさにこれが米国株式市場のあり方を変える大きな要因だと言えるでしょう。しかしながら、この事実は日本ではあまり知られていない事実です

  • 株価が上がり続ける背景には、このように「官製相場(意図的に作られた相場)」とも言えることがあるのは、ほとんど知られていない秘密でしょう