90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

米株市場の上昇、ミレニアル世代は置いてけぼり 弱気相場を警戒し、株式投資より借金返済と貯蓄に注力する人たち

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Source: 米株市場の上昇、ミレニアル世代は置いてけぼり - WSJ

社会人人生の初期に大幅な株価下落を2回経験したミレニアル世代。その多くは、ダウ工業株30種平均を3万ドルの大台に押し上げた株価上昇の恩恵を受けていない。

401Kでせっせと積立してきた中年の方達と富の差がますます開きそうです。米国に住んでいると普通のサラリーマンの中年の方で401Kだけで7,000万円、1億円の資産形成している方々を見ます。

イリノイ州オークパーク在住でマーケティングの仕事をしているデービッド・ヒルさん(39)は2008年にビジネススクールを卒業して以降、株式市場が乱高下するのは見慣れているという。

 「今の市場はカジノみたいなもの」と言う。「でも私の場合、金銭的な安定は株式市場とはつながっていない」

 ミレニアル世代は株式市場を投機的に見ているのでしょうか...

ギャラップの調査によると、米国人の株式保有率は2008年以降、低下している。01年から08年までは平均で成人の62%が株式を保有していたが、20年6月の時点で株式を保有していると回答した人は55%だった。

2008年以来は低下しているのは知らなかったです。それでも日本より全然多い。2008年-2020年は最高の上昇期だったのに...

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 多額の利益の主な行き先は、長年資金を積み立ててきた裕福で年配の投資家だった。セントルイス連銀・家計金融安定センターの上級アドバイザー兼所長、レイ・ボシャラ氏は「これらの株のうち圧倒的に多くの価値を、白人で大学教育を受けた中年かそれより年配の世帯が保有している」と話した。

 
 今年3月までの11年にわたる上げ相場の間に株式を保有していた投資家は大きな富を手に入れおり、おそらく下落に耐える覚悟があった。富裕層は常にその他の人々より多くの株式を保有しているが、その差は開き続けている。

safariman.hatenadiary.com