Source - https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66148?page=4
株は上がるものだ、と常々述べてきた。
地球が滅亡しない限り、未来永劫にわたって株は上がり続ける。
善し悪しは別にして、株式本位制、市場第一主義、それが米国の国策なのだ。だから米国株は上がるべくして上がる。先日の日経新聞「オピニオン」欄でフィナンシャル・タイムズのチーフ・エコノミック・コメンテーターのマーティン・ウルフ氏が書いていたとおり、トランプ減税が経済に最も影響を与えたのは、当然のことながら企業の税引き後利益であり、潤ったのは企業の株主である(貧富の格差がますます拡大するという問題は、別の機会に議論する)。
その減税効果がそろそろ剥落する頃に、今度は金融緩和である。株価を上げるべくして政策が取られるのだ。だから(くどいが)米国株は上がるべくして上がるのである。