映画『ヴェノム』の主題歌。"Venom"は、マーベル・コミックのキャラクター「ヴェノム」を主人公にした、2018年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。
歌詞解説サイト:Genius.com(ジーニアス)の2018/8/31時点でEminem(エミネム)の曲が上位を独占中....アルバム名は「Kamikaze」
- kamikaze - 向こう見ずな、自殺的な、無謀な
1941年の真珠湾攻撃による日米開戦、その後はアメリカには日本に関するニュースがあふれました。1944年に敗色濃厚の日本は、飛行機をアメリカ軍艦に突撃させる神風攻撃を始めました。アメリカ人兵士を恐れさせた神風は「kamikaze」と英語になります。
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【洋楽の歌詞で覚える英文法・英語表現】シリーズです。今回は、表題の曲のサビ・コーラスの歌詞に使われている英語表現をご紹介します。
洋楽の歌詞で英語をチェックすることで表現力を高める
著者は洋楽の歌詞で英語を学習してきましたが、この記事内で行っているように洋楽の新曲がリリースされる度に、サビ・コーラスを中心に歌詞のわからない箇所や英語表現をチェックしておりました。歌詞の意味をある程度、理解した上で毎日の通学・通勤の時に洋楽を聞いたり、家でサビ・コーラス部分を口ずさむことで、知らず知らずに英語の語感が身に付き、歌詞の中に含まれている様々な文法ポイント語順=英文の規則性を身に付けることができました。
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大阪観光大学国際交流学部池田 和弘教授の日経ビジネスオンラインの記事でも洋楽の歌詞で英語を勉強した学生の話が取り上げられていました。彼の何千人もの学生や社会人の教え子の中で、明らかに日本人離れした、素晴らしい英文を書く生徒がいたらしいのですが、その学生さんは洋楽の歌詞で英語を英語を勉強してきたようです。その文章は、語句の使い方が日本人離れしていたというのです。
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彼は中学に入ったころから大の洋楽ファンとなり、歌詞を懸命に覚えただけでなく、添えられている和訳を読むだけでは満足できずに、辞書などを調べて原文の意味を理解しようとしたというのです。楽しいから歌詞の意味を理解しようとし、そのまま覚えて、歌った――彼にとっての「英語の勉強」というのは、たったそれだけだったわけです。もちろん、学校での学びもある程度は意味があったかも知れません。しかし、書いた英文から判断して、その英語力の大半を歌詞からつかみ取ったことは間違いありませんでした。
Source: 日経ビジネスオンライン
私は、2017年11月20日に最終回を迎えたWSJの新聞記事を読みながら経済英語の表現を学ぶ【WSJで学ぶ経済英語】をいつも拝見しておりました。
自分が【洋楽の歌詞で覚える英文法・英語表現】シリーズをスタートさせたのは、普段行っている英語力を向上させるための作業(新曲の洋楽歌詞の英語表現を調べる)の紹介と、【WSJで学ぶ経済英語】シリーズで使用されている教材=新聞記事を洋楽歌詞に変えて同じようなコンセプトのものができたらと思い始めました。(内容や解説のレベルは比べ物になりませんが...)
洋楽が優れた学習素材である理由
洋楽学習方法についての詳細は、以下、私の著書を紹介いただいているLifehacker(ライフハッカー)の記事、洋楽学習法の詳細を記載した記事、洋楽学習に関する情報集をご参考ください:
Music Video
歌詞で覚える英語
[Chorus]
Venom, (I got that) adrenaline momentum
Venom, not knowin' when I'm
Ever gonna slow up and I'm
Ready to snap any moment I'm
Thinkin' it's time to go get 'em
They ain't gonna know what hit 'em
(W-w-when they get bitten with the—)
Venom, (I got that) adrenaline momentum
Venom, not knowin' when I'm
Ever gonna slow up and I'm
Ready to snap any moment-I'm
Thinkin' it's time to go get 'em
They ain't gonna know what hit 'em
(W-w-when they get bit with the—)Source: Eminem – Venom (Music from the Motion Picture) Lyrics | Genius Lyrics
- adrenaline -【名】アドレナリン◆ストレスに反応して副腎から血液中に放出されるホルモンで、心拍数と血圧を上げ血糖値を高めるなどの働きがある。◆【略】A◆【同】epinephrine
- momentum -【名】〔活動などの〕勢い、機運、気運、契機、《物理》運動量、推進力
- not knowing – 分からない、判んない、つゆ知らず 知らないから、私はそれについては何とも言えないです。 Not knowing, I cannot say anything about that. 何をしてよいか分からなかったので、上司の指示を求めた。 Not knowing what to do, I asked for my bosses’ instructions. リリアンを知らなかったので、私は友達に彼の人柄について尋ねた。 Not knowing Lillian, I asked my friends about her personality.
- slow up - 動詞 1 速度を失う (lose velocity) 2 遅くなる、あるいはより遅くなる (become slow or slower) Production slowed 生産は遅くなった 3 もっとゆっくり進むようにする (cause to proceed more slowly)
- snap - 【自動】
- 〔鋭い音を立てて〕折れる、切れる
- 〔パチン・パキッという〕音を立てる、開く、閉まる
- 〔圧力などで物が〕崩れる、倒れる
- 〔緊張などで精神が〕耐えられなくなる、切れる
- 〔怒って〕きつく言う[言い返す]
- 〔パクリと〕かみつく、かもうとする
- 〔機会などに〕飛び付く、逃さない
- 〔急にまたはキビキビと〕動く、行動する
- 〔目が怒りに〕きらめく、ギラギラする
- 〔鋭い音を立てて〕~を折る[切る・割る]
- 〔~にパクリと〕かみつく、かもうとする
- 〔パチリと〕~を留める[閉める]
- 〔~を急に〕動かす、そらす
- 〔~を使って〕鋭い音を立てる、パチリ[パキッ]いうと音を出す
- 〔怒って~と〕きつく言う[言い返す]
- 〈話〉〔スナップ写真を〕撮る、〔被写体を〕スナップ写真に撮る
- 〔指で〕~をはじく[はじき飛ばす]
- 《アメフト》〔ボールを〕スナップする◆地面のボールを後方のクオーターバックに渡すこと。これによりプレーが開始される。
- ポキッと折れること、パチン[パキッ・ビシッ・カチッ]という音
- 〈米話〉簡単な[易しい]こと[仕事]
・"Do you think you can do this?" "Oh yeah, it should be a snap for me". : 「これできる?」「もちろんさ。僕にとっては簡単なことだよ」
・It's a snap. : わけないよ。 - スナップ写真◆【同】snapshot
- 〈米〉スナップ、留め金、締め金◆留めるときにパチンと音がする丸い留め金。◆【同】〈英〉press stud
- 〈話〉活気、元気、はつらつとした様子
- 〔わずかの間の〕寒波、寒気
- 〔パチンとできる〕弾力、伸縮力
- 〔パリパリした薄い〕クッキー
- 《アメフト》スナップ◆センターがクオーターバックに両足の間からボールを手渡しすること。これによりプレーが始まる。◆【同】hike
- 《トランプ》スナップ◆カードを表にして次々に場に出していき、同じ数の札が連続して出たときにsnapといって場の札を速く取る遊び。
- 〈米〉《植物》サヤマメ◆【同】snap bean
- 〔判断などが〕即座の
- パチンと音を立てる
- 〈米話〉〔仕事などが〕楽な、容易な
- パチン[パチパチ・パシッ・パキン・パキッ・ビシッ・カチッ・ポキッ・プツン]と◆物の衝突・切断などの音
- get bitten by - ~に噛まれる