90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

書籍『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』も結局はインデックスファンド投資を推奨している

JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則

インデックス投資を推奨している深津さんがお勧めしていた本『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』。面白そうだから読んでみようと思います。

f:id:yougaku-eigo:20230730045219j:image

レビューを見ると、この本がインデックス投資を推奨していることがわかります。著者はRitholtz Wealth Management社の最高執行責任者兼データサイエンティストであるニック・マジューリ(Nick Maggiulli)。

インデックス投資を推奨していた『サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット』の著者が本社を推奨していることからも、身の丈に合った倹約生活×人的資本への投資×インデックス投資というような内容の本と予想できます。

資産運用で重要なことは、株を買い続けることです。企業価値評価(バリュエーション)の高低は問題ではありません。強気市場か弱気市場かも問題ではありません。重要なのは、とにかく株を買い続けることです。 家賃や住宅ローンを払うのと同じように投資を習慣にし、食料品を買うように頻繁に金融資産を買う——ただそれだけです。

株価は長期的に上昇する傾向にあります。これは、経済が成長し、企業が利益を上げ続ける限り、株価が上昇するという特徴があるからです。 もちろん、短期的には株価が下落することもありますが、長期的には必ず上昇することを歴史が証明しています。そのため、株価が下落したときに慌てて売却してはいけません。むしろ、この機会に買い増しをすることで、資産を増やすことができます。

ドルコスト平均法」と「ジャスト・キープ・バイイング」は、実質的に同じことを意味している。唯一の違いは、その名称だ。後者にはその名称に、「とにかく買い続ける」という、よりはっきりとした投資哲学、つまり明確な〝心理的動機〟が込められているといえるだろう。
ストレスなく無理のない節約と、賢い投資(特にインデックス投資が推奨されます)を続けることで、着実に資産は増えていきます。時間を自分の味方につけ、株式投資を持続することで、資産は必ず増加するという事実を覚えておきましょう。

後半は「投資力アップ」はそのままのことが当てはまる。
筆者は米国のインデックスが最強と主張していて、様々なデータを用いていて説得力がある。
日本人であっても米国のインデックスに投資ができるのだから、ここは日本人であっても参考になる。
ただこの主張は、他のお金に関する本でもよく言われいてる内容なので目新しさはない
インデックス投資がなぜ一般人にとって最強なのか?を説明できる人にとっては特に読む必要はないかもしれない。

他の本と同じように、積立で運用する方法が良いと買いてあった。個別株を買うよりもインデックス。
・時間ほど重要な資産はない。

JUST KEEP BUYING=ただ買い続けなさい。

全力インデックス本。JUST KEEP BUYINGの前提となるような考察はなかなかに面白かった。

・お金持ちになるための王道は収入を増やし、収入を生み出す資産に投資すること
・2倍ルール。贅沢な買い物をするときは、必ずそれと同額の投資をする
・借金をして投資をする行為はヒトによって向き不向きがある。借金が心身の健康に及ぼす影響はとても大きい。賢く戦略的に借金できるヒトだけが、借金して投資をすべきひと。健康を失ったら色々意味がない
・分割投資と一括投資、殆どの場合、一括投資が優れている
・FIREしたら、どうするの?自由な時間はほんとうに自由で楽しいのか。FIREしてもしなくても友達が一番重要じゃないか。遊びたいのは若いうちだけ。お金はただの紙だから、紙は友情や経験にしたほうがいいかもね。
わかりやすく書かれてたけど、目新しい情報はなかったかもしれない。要するに何も考えずインデックスに全力(一部現金の代わりに債券という部分は特徴的)のすすめ。