株式市場にはよいときも悪いときもあり、不況や暴落なども起きるが、それでも長期的に見れば、「もっとゆたかになりたい」「もっと幸福になりたい」というひとびとの欲望を駆動力に、グローバル市場はずっと拡大してきた。市場全体の成長率が(長期的には)プラスであれば、資本にレバレッジがかかっている分だけ、株式投資のパフォーマンスは国債を上回る。金融市場を長期で見れば、まさにこのとおりのことが起きているのだ。
これは私の個人的な意見ではなく、「株式への長期投資はプラスサムのゲーム」というのがファイナンス理論の大前提だ。だからこそ“投資の神様”といわれるウォーレン・バフェットも、ラスベガスとウォール街を攻略した“最強のハッカー”であるエドワード・ソープも、「個人投資家はインデックスファンドに投資するのがいちばん」と述べているのだ。
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