↑この特集を見て、SNSで「学校教育で闇金ウシジマくんを読んどかせてほしい」「新成人は闇金ウシジマくんを見て、自分の生活に責任をもて」「闇金ウシジマくを全国の学校の図書室に置くべき、底辺の怖い世界を勉強しよう」と書かれいたことを思い出しました。
私もウシジマくんが好きで何度も読んだことがありますが、読むと金にだらしなく闇金に手を出して多重ローン債務者になるとヤバいと強烈に刷り込まれました。 ので、子供がスマホのアプリでアイフルやら気軽に金を借りない予防になりそうだという感覚はわかる気がします。
東洋経済オンラインで著者のインタビュー(https://toyokeizai.net/articles/-/280283?page=4)を読みましたが、かなり取材をされているようですので、結構リアリティがあるように思えます。
真鍋さんへの2時間にわたる取材で林先生が導き出したのは「この本には転落のメカニズムが描かれている」ということ。
借金そのものは決して悪ではない。事実、真鍋さん自身も消費者金融で生活費を借り、借金を使い果たすまでに漫画の賞を獲れなければ漫画家の夢をあきらめる、と覚悟を決めたことで漫画の大賞を獲得し、今があるという。
一方で、借金生活から抜け出せる人は「現実ではあまり見たことがない」と真鍋さん。林先生は「いったん転落すると、元に戻るのは難しい」、「(『闇金ウシジマくん』からは)どうしたら転落しないで済むかを読み取ることができる。真鍋先生は『この本に出てくる人はみんな反面教師』とおっしゃっている。ここから学ぶことには意味があるんじゃないかと考えております」と総括した。
深津貴之氏も「楽しく読める!お金の基礎知識おすすめ本|深津 貴之 (fladdict)」という記事で闇金ウシジマくんをおススメしております。やはり反面教師的な使い方になりそうです。
社会人になる前に、子供に読ませたい漫画No1。答えあわせとして、ネガティヴなサイドからのお金を見れる本。ほぼ全ての登場人物が、上記の本などで推奨されているお金の使い方や、ポジショニングの取り方と、真逆の行動をとってることが観察できる。