ちなみに、私の周囲で活躍している20〜30代の人たちは、ほぼ例外なく学生時代に、かなりの時間を勉強よりゲームに費やしてきている。これをみてもわかるように、子どもの未来を生き抜く能力を育てるには、早くから最新のハイテクに触れさせることが最も有効なのである。だから、ゲームやスマートフォンを禁止するようなことを、親や先生は絶対にすべきではないのだ。
ゲームに限らず子どもには、好きなことをやらせるのがいちばんだ。サーフィンでもアニメでも何でもいい。大事なのは「何かに熱中できる人間になる」ということなのである。1日8時間ゲームに熱中できる人は、対象が仕事に変わったらやはり同じように熱中して取り組むので、成果が全然違うのだ。そういう人は英語だって、仕事に必要だとわかった途端に、ものすごい集中力を発揮して勉強する。だから、1年もあれば外国人と会話ができるようになってしまう。熱中する訓練ができていれば、学生時代からこつこつTOEICの勉強などしなくてもいいのである。
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