以下、本文から
人生を成功に導くうえで重要だと考えられている非認知能力のひとつは「自制心」です。
最近の研究では、認知能力の改善には年齢的な閾値が存在しているが、非認知能力は成人後まで可鍛性のあるものも少なくないということがわかっています。では、非認知能力を鍛えて伸ばすためにはどうすればよいのでしょうか。
重要な非認知能力のひとつとしてご紹介した「自制心」は、「筋肉」のように鍛えるとよいと言われています。
筋肉を鍛えるときに重要なことは、継続と反復です。腹筋や腕立て伏せのように、自制心も、何かを繰り返し継続的に行うことで向上します。
たとえば、先生に「背筋を伸ばせ」と言われ続けて、それを忠実に実行した学生は成績の向上がみられたことを報告している研究があります。
もちろん、背筋を伸ばしたことが直接、成績に影響を与えたわけではありません。「背筋を伸ばす」のような意識しないとしづらいことを継続的に行ったことで、学生の自制心が鍛えられ、成績にもよい影響を及ぼしたのでしょう。
また、心理学の分野でも、「細かく計画を立て、記録し、達成度を自分で管理する」ことが自制心を鍛えるのに有効であると多数の研究で報告されています。
自分が小さい時や学生時代全くできていなかったことなので、非常に思い落ち込みます...
与えられた課題を自ら考え、工夫し、達成するという経験にまさる教育はない
中室牧子氏によれば、4つの基本的なモラル
について、しつけを親から受けた人物は、「年収が高くなる」という因果が存在する。
- 嘘をつかない
- 他人に親切にする
- ルールを守る
- 勉強をする
さらに、大阪大学の池田教授の研究では、子どものころに夏休みの宿題を休みの終わりのほうにやった人ほど、喫煙、ギャンブル、飲酒の習慣があり、借金もあって、太っている確率が高いことを明らかにしている。
4.以外はまあまあできていたような気がします...一番肝心な4.が苦手でした。そして夏休みの宿題を最後の方にやる子でした。とにかくだらしなかった...