90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

備忘録: (1)自分の仕事によって多くの人々が幸せになる様子をリアルに実感すること (2)人々から感謝され、尊敬されること の2つがあると、最高に気分良く仕事ができるのだ。

  • (1)自分の仕事によって多くの人々が幸せになる様子をリアルに実感すること
  • (2)人々から感謝され、尊敬されること

の2つがあると、最高に気分良く仕事ができるのだ。

Source: とくに好きな仕事でなくても、すばらしい幸福感に包まれて仕事をする方法 - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ

 以前メモした「世の中に「やりがいのある仕事」なんてものはなく、「やりがいを感じる人」がいるのみなのだ」という記事を思い出しました。

自分の場合、新規案件を取りまくって、顧客と社内関係部署が幸せになる様子をリアルに実感すること、それにより人々から感謝され一目置かれるで、機嫌よく仕事ができるんだなと思います。

最近はまさに下記の通りだなと思います:

一方で、いくら自分の好きな仕事につけたとしても、
自分の仕事の成果が誰のどんな役に立っているのかがあまり意識されないような仕事では、
あの高揚感、幸せの中に包まれて仕事をする感じがどうしても足りない。


実際、仕事の経験が少ない人ほど、単に好きな仕事をすれば幸福感を味わえるという幻想に捕らわれている傾向にあると思う。

Source: とくに好きな仕事でなくても、すばらしい幸福感に包まれて仕事をする方法 - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ

仕事と幸福論については、『幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』で得意なことを発揮できる環境にいると人間は幸福を感じると書かれていた箇所をよく覚えております。

幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論

幸福になるための習慣

  • 瞑想をする
  • 何かを楽しみにする
  • 意識して人に親切にする
  • 天気の良い日に外に出る
  • テレビを見ない
  • 運動をする
  • 経験や他人のためにお金を使う
  • 固有の強みを発揮する 

もう少し細かく

■瞑想をする

  • 何年も瞑想をしている僧は、左前頭葉前部皮質(幸福感を感じる部分)が普通の人より発達している
  • 瞑想をした直後の数分間、人は安らかで満ち足りた気分になり、知覚と共感が高まる
  • 瞑想を定期的に行えば、幸福度が高まり、ストレスが減り、免疫機能さえも改善されるよいう調査結果がある

 

■何かを楽しみにする

  • 研究によると、お気に入りの映画を観ることを想像しただけで、脳内のエンドルフィンのレベルが27%も上がる
  • 将来の楽しみに期待すると、実際それをするときと同じくらい、脳の快楽中枢が活性化する

■意識して人に親切にする

  • 利他的な行為をすると、ストレスが軽減され、精神の健康度が高まるいうことが実証研究によって明らかになっている
  • 1日に5つ何か親切に親切な行為をした人はそうしなかった人に比べて、はるかに幸福度があがり、それがその後も続いた
  • ただし、心理学的には親切を「意識的に」やらなければ意味がない

■天気の良い日に外に出る

  • いい天気の日に20分外で過ごすと、ポジティブな感情が高まり、思考の幅が広がり、作業記憶が改善される

■テレビを見ない

  • ネガティブな内容のテレビ番組(特に暴力的な番組)を見ないようにすると、幸福度が高まる。

■運動をする

  • うつ病患者をグループに分け、あるグループには抗うつ剤を処方し、あるグループには1週間に3回、45分ずつ運動をしてもらったところ、それぞれ幸福度の改善度が同程度見られたばかりか、実験の半年後、うつの再発率を調べたところ、抗うつ剤グループは38%が再発していたのに対して、運動グル―プはわずか9%だった。

■経験や他人のためにお金を使う

  • モノに使ったときに得られるポジティブ感情は、短時間で消失するのに対して、経験、特に他の人と共有する経験にお金を使った場合は、価値あるポジティブ感情が長続きする。
  • 実験によると、20ドル与えられ、それを他者のため(ランチをおごる、おもちゃを買ってあげる、寄付をする)に使うように指示された学生は、自分のために使った学生に比べ、幸福度が高かった。

■固有の強みを発揮する 

  • セリグマン教授が開発した「24の固有の強み」のテストを受け、上位5つの強みを特定し、そのうち1つを1週間、いろいろな方法で使うように指示されたグループは、それをしなかったグループに比べ、はるかに幸福度が高く、抑うつも少なかった。
  • しかも、実験が終わった後も、幸福度が6か月も高いまま維持された。

Amazonのレビュー

◇ためになったこと
①成功と幸福の順番は逆であり、仕事や勉強で成功をすることで、幸福を感じるのではなく、幸福を感じているから、成功できる。幸福度が高いときにパフォーマンスが上がり、健康状態も良好になる。


日常的に幸福度を上げる方法

  • ・楽しみなことをカレンダーに書き出す。
  • ・1日5つ、意識して人に親切にする。
  • ・自分の得意なことを発揮する。

②習慣化したい行動の障害を減らす。
自制する力(意思の力は)使えば使うほど弱くなる。だから、何か新しいことを始めても3日坊主でやめてしまうことが多い。
習慣化したい行動の障害を減らすことで、続けやすくする。(例)朝のマラソンを習慣にしたければ、トレーニングウエアで寝る。

逆に、習慣化したくないことは、障害を増やす。(例)おやつを我慢するために、コンビニの近くは歩かない。


③小さなことから始める
大きな物事から始めると挫折しやすくなったり、行動に起こすのに抵抗を感じる。
逆に、小さな物事から始めることで、それがコントロール可能なことだと理解でき、実行しやすくなる。
そして、次第に行動のレベルを上げていく。

◇感想
上記の内容以外にも知らなかったことが多く、非常にためになった。
読んでいて気になったことは
・主張を裏付けるためにデータが挙げられており信頼できるが
データが多すぎて読んでいて回りくどいと感じた。

その他『幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』の中で「自分の得意なことを発揮する」関連についてGoogle検索してみました。

  • 固有の強みを発揮する 

    セリグマン教授が開発した「24の固有の強み」のテストを受け、上位5つの強みを特定し、そのうち1つを1週間、いろいろな方法で使うように指示されたグループは、それをしなかったグループに比べ、はるかに幸福度が高く、抑うつも少なかった。しかも、実験が終わった後も、幸福度が6か月も高いまま維持された。

  • セリグマン教授によれば、「固有の強みを発揮する」ことによってフローを発生しやすくすることができると言いますが、「幸福」の中でも、特に「フロー」という心理状態に類別されるべきものだと考えた方が良いかもしれません。