90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

英語の口真似がリスニング能力を高める - ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)日本代表 御立 尚資

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 「声に出して真似ることができる音は、聞きとれる」。このことは私も経験上、同じ実感を持っています。英語学習本『英語耳』を読んだ際に「発音できない音は聞き分けれない」という趣旨のことが書いてあったので、必死に発音記号(フォニックス)を覚え発音を覚えました。

これまた、自分の体験に即しての意見になってしまうが、「声に出して真似ることができる音は、聞きとれる」という観察事実がある。完全な発音ではなくとも、発音記号を見た上で、外国人の発音を真似ていると、単語個々のレベルでは、ある程度さまになる。こうなれば、聞く際にも、その単語は理解できる。  

個々の発音ができるようすると同時に、単語を音で覚えること文章を文頭から理解する訓練を必要があります。その能力を強化するのは「音読」や聞こえてきた音を真似して口にだす「復唱」だと考えます。いわゆる「シャドーイング」や「リピーティング」と呼ばれるものにあたるのかもしれません。

最近は、シャドーイングと称して、ネイティブの語り口を真似ていく学習法が紹介されるようになっている。これも実は同様の考え方で、口に出すことを習慣づけ、それを通じて、聞く力の向上にもつながる、という観点があるようだ。

なぜ「口真似」が効果的かというと、発音ができる音が増えて英語の音を聞き分けられることと、英語を口に出し構文を繰り返すことにより身体に英語の語順を叩き込むことによって、英語の語順で意味をとる力をつけられるからです。

問題は、単語が組み合わさって文章になってきた際だ。音がつながったり、ピッチ、トーン、アクセントそれぞれが英語的に流れたりしていくと、(たとえ、個々の単語の意味が分かっていて、聞き取れるとしても)一定以上のスピードになった瞬間についていけなくなる。この状況の打破にも、個々の単語の場合と同様に、口真似が非常に効果があるようだ。

日本ボスコンの社長になるような人でも英語学習のスタートは洋楽であるのは、親近感がわきます。

私の場合は、お恥ずかしい限りだがきちんとした英語学習ではなく、中学生時代のアマチュア無線と高校時代以降のバンド活動を通じての「英語の口真似」が、結果的にリスニング能力を高めてくれたようだ。

 海外のアマチュア無線家との会話というのは、実際のところ、決まり文句の組み合わせでほとんど終わってしまう。それでも最初のうちは、どう口に出せばよいか分からないので、基本的に、相手の発音と語り口の真似を繰り返すことになる。これは、耳慣らし・口慣らし両面で効果があった。

 「口真似」の良い点は、口慣らし(スピーキング)にも効果があることです。

 さらにしばらくしてから、当初はロック系、その後はR&B系のバンドで歌うようになった。昔のことなので、オリジナルではなく洋楽のコピーだ。ディープパープルのハイウェイスターを歌うには、相当なスピードで英語の歌詞をシャウトすることになる。

 オーティスレディングをコピーして歌うと、(文法的にはかなり崩れた表現のものも多々あるが)節回しの中で、英語独特のリズム感が少しずつ身についてくる。こうやって、歌う方から入っていくと、そのうち、少しずつ聞き取る能力も上がっていったような気がする。

 好きな歌を暗唱できるほどまで聞きこむ、口ずさむ。そうして暗唱できる曲をどんどん増やしていくと、英語の感覚が身体にしみこんでいきます。

今回ご紹介した話は、英語ではなく日本語で論理力を鍛えて、一石二鳥を狙う、とか、趣味を通じて、口真似から入ってリスニング能力も高める、といった具合で、「英語学習」を狭くとらえる向きからは、ひんしゅくを買うかもしれない。ただ、あまりがちがちに構えず、周辺から攻めることも考えた方が、効果も上がるし、何より楽しく学べるのではなかろうか。

 Source: 英語コミュニケーション力を高める2つの切り口:日経ビジネスオンライン