90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

転職先の外資系企業で見た主要ポジションにいる日本人の英語力が自分とはあまりにも違うことに大いにショックを受けたことを今でも覚えています。

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私の経験からも大手外資で働いている人の英語力は総じて高いな(当たり前の話かもしれませんが)という印象を受け、私も自分の英語力との違いにショックを受けたことを思い出します。特に電話会議のしきりや論理的な説明力、いろいろな訛りのあるヨーロッパ各国の英語、インド・シンガポールなどの英語を完璧に聞き取るリスニング能力にも感銘を受けたことを思い出します。

もともと欧米の大学に4年間留学した人や駐在経験した人が多く、しかもしょっちゅう本国との電話会議をしているので、英語ができるのも当然かと思われますが。

 

転職先の外資系企業で見た主要ポジションにいる日本人の英語力が自分とはあまりにも違うことに大いにショックを受けたことを今でも覚えています。「この人仕事できるな」と思った同年代の人が、隣の席でいきなり電話越しに外国人の弁護士と長々とした議論を始めたことがありました。表情や身振りなどが使えない電話で、論理をきちんと構築しながら英語で相手を説得するなんていう技術レベルは、当時の私には全く備わっていませんでした。そのレベルは、いかにも遠くの目標であり、外国人から見れば子供レベルの私の英語力で、そのような職場に足を踏み入れたことに大いに不安を感じたものです。

 不安は時として実行へのいい推進力になります。外資系企業に飛び込み、自分の英語力の足りなさを痛感してから、私が英語に費やしたお金は、総額で1000万円を超えると思います。個人の財布から出て行った金額としては、大きいと思うと同時に、その分の効果があまりなかったプログラムもあったと思います。いろいろなレベルの英語教材を買い求めたこともありました。それぞれが20-30万円ぐらいする代物だったような気がします。また、ある英会話学校の個人レッスンがいいと聞いて、1レッスン8000円ぐらいだったレッスンを、100万円分、分割払いで購入したこともあります。半分も消化できないまま、また何年かして別の教室で再度受講を始めた憶えもあります。途中で投げ出したことが教師に悟られるのがいやで、再度多額の支払いをしたことは、今考えるとおかしな行動でした。

Source : 第5回 外資系社長になったからこそ分かる「英語の勉強法」 (4ページ目):日経ビジネスオンライン