バフェット氏は手紙で、自身が初めて株式を買った1942年3月にダウ工業株30種平均は100ドルを割り込んでいたと振り返った。ダウ平均は足元で3万9000ドル台に乗せ、最高値の更新を続けている。
「米国は投資家にとって素晴らしい国」と母国市場に絶大なる信頼を示しつつも「私が若い頃とは比べものにならないほど市場はカジノ的な振る舞いを見せる。カジノは多くの家庭に浸透し、人々を日々誘惑している」と記した。
「有意な変化をもたらしうる投資先企業は米国にごくわずかしか残っていない」とバフェット氏はみる。米国外は機会はさらに少ない。
バフェット氏、株高騰「カジノ的」 投資機会乏しさ憂う:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN243HQ0U4A220C2000000/