90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

ヴァンガードの資料: 国際分散投資、規則性のない成績

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このように、市場でのベスト・パフォーマーの予測が困難であることを踏まえると、市場全体にわたって幅広く分散されたポートフォリオを持てば、ある一つのセグメントのパフォーマンスが大きく変動しても影響を受けにくい構造であることが分かります。不動産投資信託REIT)、
コモディティ新興国市場などの集中型投資は、ボラティリティが非常に高くなる傾向があるのです。だからこそ、バンガードでは、国内株式や債券、海外株式と債券といった広範な市場
をカバーする投資対象への資産配分を高めることが投資家にとって最も役立つことだと考えています 。グローバル債券は分散投資において、永続的な役割を担うものと考えています。市場全体に広く分散投資をすることは、損失に対する保険をかけることにはなりませんが、必要以上に大きな損失を防ぐことには役立ちます。一例を挙げると、2008年のグローバル株のリターンは-52.9%でした。しかし、その年は個別の株式は52.9%よりも大きなマイナス・リターンを記録したのです 。最もパフォーマンスが悪かったのは、MSCIワールド・インデックスで、リーマンショック前までは「優良株」と見なされていた金融セクターが多く占めておりました
(図7)。

Source - https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/Vanguard-Investment-Principles-for-Japanese-investors-2017.pdf

私自身がVWOや米国を除く新興国の株式を一定の割合で持っている理由は、上記のような説明を書籍や各種メディア等で見ているからです。ジョンボーグル氏やバフェット氏が米国株だけのPFを推奨しているように私のPFも米国中心に組立ております。

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