90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

山崎元: リスクを取りたくない若者が狙うべきコースは?

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繰り返すが、リスクを取らない者から、リスクを取る者が価値を吸い上げるのが経済の仕組みなのだ。無一文の若者が、何でリスクを取るか。自分の「人的資本」である。早く投資して、リターンを取るといい。

株式性の報酬にアクセスする働き方の機会がなかなか得られないとき、あるいはもっとありそうな場合として、リスクを取るには気が小さいとき、せめて自分が持っている金融資産にだけでもリスクを取る役割を担わせようとするのが、投資であり、図では狙い筋Bとして示した。

率直に言って、いかにも「チキンな(臆病な)」選択だ。狙い筋Aの人生よりも退屈だし、経済力を作るまでにはひどく時間がかかる。それでも、何もしないよりは随分いい。

もちろん、狙い筋Aと狙い筋Bを併用しても構わないし、できるならそうするのが合理的だ。

これからを生きる若者には、適切なリスクを取って、効率良く稼いで、機嫌のいい人生を送ってほしい(本編はここで終了です。この後は競馬好きの筆者が週末のレースを予想するコーナーです。あらかじめご了承下さい)。