90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

世界の投資信託市場で指数に連動した運用を目指すパッシブファンドの純資産残高に占める比率は4割

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指数連動投信、4割迫る 下落相場で存在感:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67164360W2A221C2ENG000/

世界の投資信託市場で指数に連動した運用を目指すパッシブファンドの存在感が高まっている。純資産残高に占める比率は4割に迫る。

先行き不透明感が強まる中、運用報酬が相対的に高いアクティブを敬遠する動きが一段と広がったとみられる。背景にあるのがアクティブの不振だ。05年以降比較可能な世界の大型株で運用するファンド1116本のうち、11月末までの年初比リターンが代表的な先進国株指数であるMSCIワールド(配当込み)を上回ったのは全体の26%に相当する291本にとどまった。

「好成績を出すアクティブを選ぶのは非常に難しい」。英投資助言セブン・インベストメント・マネジメントのピーター・スリープ氏は指摘する。

金融庁によると、つみたて型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)での買い付け額(18年~22年6月)に占めるインデックス投信の比率は85.5%。若い世代を中心に運用コストへの意識は高く、パッシブ型への資金流入を促している。

運用のパッシブ化は低コストでの世界分散投資を可能にした。