90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

紛争・インフレ越える長期運用 投資期間に応じ株比率変更 米国株(S&P500種株価指数)は1949年末に比べ21年末まで約2800倍に上昇

f:id:yougaku-eigo:20220306001623j:image

紛争・インフレ越える長期運用:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO58778810U2A300C2PPK000/

まず再確認しておきたいのは、株式への投資は長期的にはインフレや景気後退を乗り越えて十分なリターンを確保してきたということだ。長期のデータが残る米国市場での動きを見よう。

米国株(S&P500種株価指数)は1949年末に比べ21年末まで約2800倍に上昇、長期国債(約40倍)を大きく上回る。高い物価上昇率が続いた時期もあったが、物価上昇率を引いた実質的なリターンでみても株式は長期では大幅上昇だ。

こうした過去から学ぶべきは、投資期間の重要さだ。投資助言会社イボットソン・アソシエイツ・ジャパンの小松原宰明氏は「株式中心の長期積み立て投資で高確率で利益を出すには20年程度の時間が欲しい」と話す。70年代のように10年程度の伸び悩む時期は今後も訪れる可能性があるからだ。

逆に20年程度の投資期間を見込める資産形成層なら、株が大半の資産配分で高いリターンを目指したい。

S&P500インデックス投資関連書籍