Source: https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/08/post-8171_2.php
15~24歳の海外観光旅行経験率を都道府県別のデータ。都市と地方、親の年収などででは海外旅行の経験率に大きな差異が出ているようです。
私は小さい頃、海外旅行に連れて行ってもらえなかったので、子供が大きくなるまでには一回くらいは海外に連れていきたいと思いますが、なんせ金がかかると思います。3人で100万くらいはかかりそうです。下記のデータの通り、やはり高収入の家庭でないと海外旅行に行けないような傾向が出ているようです。我が家は陸マイルを貯める作戦を取りたいと思います。
近年の学校現場では、グローバルな世界で通用する「生きる力」の育成が重視されているが、富裕層は同様の目的で国際体験を子どもに積ませようという意識が高いのだろうか。
こうした体験格差が、学校でのアチーブメントの違いに転化するであろうことは想像に難くない。大学入試も人物重視の方向に転換されるが、そうなった時、幼少期からの体験の違いがモノを言うようになる。
面接での仕草、立ち居振る舞い、話題の豊富さ......。ペーパーテストにも増して、育った家庭環境の影響を受ける要素だ。学校の特別活動は、こうした体験格差を是正することを目指さなければならない。
マイル稼がないと...このグラフを見ていると文化資本格差の記事を思い出します。幼少期からの体験の違いが面接での仕草、立ち居振る舞い、話題の豊富さにつながる...
「身体化された文化資本」とは、さりげない仕草や立ちふるまいから知識・技能にいたるまで、文字通りその人の身体に染み付いているものを指す。「客体化された文化資本」は、美術品や書籍といった物として獲得されるもの、「制度化された文化資本」は学歴などのように、目には見えないが社会的に「意味がある」と認められているものをいう。
そして、これらの文化資本は、「金を稼ぐ能力」とも密接に結びついている。