北海道の小さな町で「ここではないどこか」を夢見ていた頃から英語の必要性を感じていました。実際、私の人生を変えた言葉です

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小説家 黒木亮さん:日本経済新聞

 

海外で仕事をするなら銀行か商社

汗で背広が塩を吹き、ママチャリのサドルでズボンが擦り切れるまで走り回りました。でもむなしかった。海外に行けないのなら辞める、と直訴してようやくロンドン駐在になりました。

当時のロンドンは世界に冠たる国際金融の中心地。シティに身を置き、ついに憧れの世界の主人公になった気がしました。

揺さぶり、駆け引き、ギリギリの交渉……。東京オフィスにさえ全ては明かさず独断でオファーレターに万年筆でサインした瞬間の手の感覚は今も残っています。