著書やコラムで英語を喋れる人の頭の中には英語専用の言語中枢があって、この英語脳は聞いて⇒脳で意味を理解して⇒声に出して(発音して)⇒聞いて⇒を繰り変えすことで発達していくと書いてきましたが、
日経ビジネスオンラインのコラム『「英語脳」と「スピーキング」の関係』では、日本語で意味をしっかりと理解することで=日本語脳をフルにつかって英語回路を作ることで最短で英語脳を作ることが提唱されています。洋楽英語学習法の場合、歌詞の和訳を使って英語歌詞の意味を理解する手助けをすることになると思います。
その一つの答えが、日本語で意味をしっかりと理解した上で、英語を繰り返しリスニングし、音読して、頭に刷り込むことなのです。つまり、すでにある、日本語という「深い蓄積」に英語を結び付けてしまうわけです。
そうなると、もう開き直って、日本語脳をフルに活用し、そこに、いわば疑似的に英語の回路を作ってしまう方が早いということになります。国内で会話力を身に付けようとする場合には、そのぐらい現実的にアプローチすることが必要です。「英語を英語で」という方法も有り得ないわけではないですが、実際にはとても大変で、脱落する可能性が高いです。