90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

養老先生の母校である名門進学校 聖光学院、AI発音矯正サービス「ELSA Speak」導入

 

名門進学校聖光学院中学校高等学校が全高校2年生を対象に、AI英語スピーキングアプリELSAを導入

ELSA(米国カリフォルニア州、CEO Vu Van)は、聖光学院中学校高等学校(横浜市、工藤誠一校長)がAIによる発音矯正サービスELSA Speakを導入し、最先端の英語教育をめざし、高校2年生の授業において導入を開始することをお知らせします。ELSA(English Language Speech Assistant)は、スタンフォード大学Googleから支援のもと、英語をより正しく、自信を持って話せるようになるためにAIによる発音矯正サービスELSA Speakを提供しております。
導入の背景
聖光学院中学校高等学校では、”Be Gentlemen!”の校訓のもと、6年間の学びを通じ、生徒たちが国際社会で活躍する人物として羽ばたけるようにサポートしており、英語とICTはそのための重要なツールであると位置付けています。本学院では、2016年度より一人一台のChromebookを導入し、オンライン英会話やプレゼンテーションに加えて、生徒主体の学校行事運営など、授業内外での様々な教育活動にICTを活用してきました。英語教育においても、多彩なインプットとアウトプットを可能にする手段として、ICTは大きな役割を果たしています。

非常に意欲的に学ぶ生徒が多い中、本学院に限らず、他国と比較しても一般的にやや大きなクラスサイズで学ぶ日本の教室環境では、特に発音やWriting、Speakingなど個別の学習課題に適切に向き合うことが求められる指導に課題を感じていました。その点において、AIを用いて一人一人の生徒たちに即時的な、かつ質の高いフィードバックを送ることができるELSA Speakは、私たちが抱えている課題を解決する上での最適解になり得ると考え、今回の導入に至りました。
 
聖光学院中学校高等学校学校からのコメント(導入事例インタビューより)
聖光学院中学校高等学校 高木 俊輔 先生


聖光学院では、様々なメディアを取り入れ、生徒の思考力や好奇心、創造性を掻き立てるためのプラットフォームとしてICTを活用しています。
 

授業ではELSA Speakを用いて音読練習を行なっていますが、ELSA Speakからのフィードバックに加えて、教師からのフィードバックを組み合わせることにより、導入以前よりも音声指導の質が明らかに向上しました。ELSA Speakを使用した生徒たちは、自分では気づくことのできない発音上の弱点をリアルタイムで指摘されることで、それぞれが取り組むべき課題が明確になり、学習のメタ認知が進んだ結果、より自信を持って取り組むことができているようです。

また既に用意されている豊富な学習セットに加えて、独自のカリキュラムに基づいた英文を学習課題として設定することができる柔軟性も大きな魅力です。生徒が自作した英文を用いて発音を練習することもできるため、効果を実感した生徒たちが、授業中だけではなく、休み時間や家庭学習においても楽しみながら積極的にELSA Speakを活用しており、今回の導入の意義と手応えを感じています

Chromebook上でELSAを使い発音練習をする様子


ELSAについて
ELSA(English Language Speech Assistant)は英語をより正しく、自信を持って話せるようになるためのAIパーソナルコーチアプリです。2015年にスタンフォード大学GoogleのAI投資部門から出資を受けて以来、100カ国以上の4500万人のユーザーに利用されており、世界のAI企業100にも選ばれた独自の音声認識技術により、学習者は個人のスピーキングの弱み(発音・アクセント・イントネーション・流暢さ・語彙力・文法)を特定し、短期間で改善することができます。アプリは京都大学同志社中学校関西大学初等部京都府京丹後市をはじめとした日本全国の教育機関でも採用されています。