90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

ANA社員が大事にする「雑談」 - 雑談をしない人が、結局結果を残せないワケ

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ANA Suite ラウンジのお酒コーナー、何度かこのラウンジを利用したことがあるのですが、写真を撮るのが恥ずかしかったです。。写真撮っている人なんていなかったので、、普通のラウンジより高級な酒類がおいてありました...響とか....

 

ANAのマイルを飛ぶことと陸マイラー活動をしている身であるため、ANA関連の記事を普段からよく読んでいる中で面白い記事があったのでshareさせていただきます。

 

勤続20年以上のあるベテラン機長は、「ハンガートーク」の重要性をこう話します。

「自分がまだ経験していないことを、相手は積極的に話してくれる。自分も、なにか経験をしたら積極的に話す。一人の人が自分の仕事の中で経験できることには限界があるので、他の人の経験を共有できるのは貴重なことです」

「ハンガートーク」は、パイロットだけの習慣ではありません。「人と人が会えば、情報共有や意見交換する」という風土が、ANA全体にあります。CA(キャビンアテンダント)同士が更衣室であいさつをすれば、「にわかハンガートーク」が始まります。

CA(X) 「あ、おはよう。今日はどこへフライトするの?」

CA(Y) 「沖縄なんだけど、夏休みに入ってから初めてなの」

CA(X) 「この間フライトしたときは、お子様連れのご家族がすごく多かったよ」

CA(Y) 「そうだよね。フライト時間が長いから、お子様におもちゃを差し上げるのはサービス後のほうがいいかなぁ」

CA(X) 「うん、でもアイスクリームの機内販売も人気があるから手分けをしてサービスしたほうがいいと思うよ」

CA(Y) 「そのほうがいいね。あと、毛布はいつもより多く搭載されているんだよね?」

CA(X) 「そうなんだけど薄着の人が多いから、上着をお持ちの方は着ていただくようにお願いしたよ」

自然に「おしゃべり」が生まれないような雰囲気の企業では、かつての格納庫のように、どこか人の溜まりやすい場所に「場」をつくるのが有効です。例えば、ベンチを置いたりするのも手かもしれません。

ANAの客室センターのオフィスでは、ある時期部下が上司に話しかけやすい雰囲気をつくるため、席順を変えていました。通常であれば上座(部屋の奥)に座っている上司の席を、誰もが通る通路の近くに移動。さらに、上司の席の横にテーブルや椅子、キャンディーを置いて「ちょっとひと休み」しながらゆっくりと話してもらえるようにしました。井戸端会議が始まるように、先に「井戸」をつくる作戦です。

 

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