ためた老後資産、85歳過ぎても減少1割 長生きで節約志向:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA271AF0X20C24A7000000/
内閣府がまとめる2024年度の経済財政報告(経済財政白書)の原案が判明した。
総務省の全国家計構造調査をもとに内閣府が独自に集計した。年齢別でみた世帯あたりの金融資産額は年齢を重ねるにつれ右肩上がりに増え、定年時の60〜64歳にピークに達する。平均保有資産は1800万円強になる。
特に金融資産の大部分を占める預金は年齢が高くなっても残高にほとんど変化はない。
白書案は「公的年金や勤労などで得られる所得の範囲でほとんどの消費活動を賄っており、老後の生活のために蓄積した資産を切り崩す程度は非常に限定的」
「現行の子育て世代への教育資金の一括贈与にかかる非課税措置など的を絞った形で高齢者から若年世代への資産移転の後押しを図る」