90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

韓国: 受験戦争に苦しんで英語が話せないで終わるより、よほど良い

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小学校英語、韓国は日本より130時間長く 海外留学3倍差:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM19DC60Z10C23A1000000/

韓国大手メディアに勤める金光泰さん(49)はゲームに明け暮れる子供の姿に不安を覚えた。考えた末に2022年8月、中学2年と小学6年の息子を米国留学に送った。

多額の費用はかかるものの「韓国で塾に行かせてもどのみち金はかかる。受験戦争に苦しんで英語が話せないで終わるより、よほど良い」。好きなだけ米国に居ていいと話している。

韓国は大学入試を勝ち抜いて上位校に入り、財閥系の大企業に就職する競争が苛烈だ。海外で学んでグローバル人材として外資系企業をめざす道にも自然と目が向く。f:id:yougaku-eigo:20230429094010j:image

小学3〜4年生の英語の時間数は年68時間と日本の35時間の倍近い。5〜6年生の102時間も日本の70時間より多い。小学生の公教育だけで日韓に計130時間もの差が生じる。

TOEIC平均点、韓国が日本より100点高く

韓国語は日本語と語順も近く、同じ漢字文化でもある。英語学習で日韓は同様に不利といわれる。それにもかかわらず英語能力テスト「TOEIC」の韓国の平均点は21年に679点で、日本より100点ほど高い。