会計に関する英単語の解説で「スタートアップのお金と指標入門講座:利益と利益率 (Profit & Margin) - Taka Umada - Medium」という非常に分かりやすいページを見つけたのでメモ。
- GAAP(ギャープ)- 企業の財務会計の作成と報告を行うルールとして定められた”Generally Accepted Accounting Principles”(一般に(公正妥当と)認められた会計原則)
- non-GAAP - これは何か?「non」とは否定の言葉なので、non-GAAPを日本語にすれば「非米国会計基準」とでも言える。つまり、non-GAAPとは正式な会計基準に沿っていない別の利益額なのだ。ではなぜ、このような別の決算を発表しているのか?それはnon-GAAPの利益額の方が、GAAPよりも高くなる場合があるためだ。企業としては当然、決算の利益は多い方が株価も上がるし都合がいい。そして現在のところ、non-GAAPの決算発表は特に違法ではない。※確かにGross Marginが多い...
- Gross Profit / Gross Margin(粗利益、売上総利益)
Gross Profit は基本的な利益として用いられることが多く、プロダクトやサービスの競争力を表す指標として用いられます。Gross Profit (売上総利益、粗利益) と Gross Margin (売上総利益率、粗利益率) の関係は以下の図のようになります。 収益から COGS を引いたものが Gross Profit です。
- COGD = Cost of Goods Sold (売上原価) の略で、主に以下の様なものが含まれます。 部品代 減価償却費 サーバー費用 ソフトウェアライセンス費用 レベニューシェアの費用 直接労務費(保険なども含む) 注意いただきたいのは、普段よく使われる「固定費」「変動費」という用語が入っておらず、COGS には固定費も変動費もそれぞれ混合されてることです。
- Operating Profit / Operating Margin(営業利益)- Gross Profit から OPEX を引いたものが Operating Profit (営業利益) と呼ばれます。投資家は主に Operating Profit を気にすることが多いです。Operating Profit と Revenue の関係を以下に示します。 OPEX は Operating Expense (販売費および一般管理費) の略で、主に以下のようなものが含まれます。オフィスの賃貸料, メンテンナンスや修繕料金, サプライ購入費, 弁護士費用, 通信費 出張費用, R&D費用, SGA (Selling, General and Administrative Expense) Sales & Marketing 費用