【洋楽の歌詞で覚える英文法・英語表現】シリーズです。今回はBack to You - Selena Gomezのサビ・コーラスの歌詞に使われている英語表現をご紹介します。
洋楽の歌詞で英語をチェックすることで表現力を高める
著者は洋楽の歌詞で英語を学習してきましたが、この記事内で行っているように洋楽の新曲がリリースされる度に、サビ・コーラスを中心に歌詞のわからない箇所や英語表現をチェックしておりました。歌詞の意味をある程度、理解した上で毎日の通学・通勤の時に洋楽を聞いたり、家でサビ・コーラス部分を口ずさむことで、知らず知らずに英語の語感が身に付き、歌詞の中に含まれている様々な文法ポイント語順=英文の規則性を身に付けることができました。
大阪観光大学国際交流学部池田 和弘教授の日経ビジネスオンラインの記事でも洋楽の歌詞で英語を勉強した学生の話が取り上げられていました。彼の何千人もの学生や社会人の教え子の中で、明らかに日本人離れした、素晴らしい英文を書く生徒がいたらしいのですが、その学生さんは洋楽の歌詞で英語を英語を勉強してきたようです。その文章は、語句の使い方が日本人離れしていたというのです。
彼は中学に入ったころから大の洋楽ファンとなり、歌詞を懸命に覚えただけでなく、添えられている和訳を読むだけでは満足できずに、辞書などを調べて原文の意味を理解しようとしたというのです。楽しいから歌詞の意味を理解しようとし、そのまま覚えて、歌った――彼にとっての「英語の勉強」というのは、たったそれだけだったわけです。もちろん、学校での学びもある程度は意味があったかも知れません。しかし、書いた英文から判断して、その英語力の大半を歌詞からつかみ取ったことは間違いありませんでした。
Source: 日経ビジネスオンライン
洋楽が優れた学習素材である理由、
洋楽学習方法についての詳細は、以下、私の著書を紹介いただいているLifehacker(ライフハッカー)の記事、洋楽学習法の詳細を記載した記事、洋楽学習に関する情報集をご参考ください:
Music Video
サビ・コーラスの歌詞で覚える英語
[Pre-Chorus]
You could break my heart in two
But when it heals, it beats for you
I know it's forward, but it's true[Chorus]
I wanna hold you when I’m not supposed to
When I'm lying close to someone else
You're stuck in my head and I can't get you out of it
If I could do it all again
I know I'd go back to you
I know I'd go back to you
I know I'd go back to you
- break ~ in two - ~を二つ[半分]に割る
- forward - 前方へ、先へ(進んで)、将来(に向けて)、今後、(時計などを)先へ(進めて)、(…)以後、先渡しとして、(日付などについて)早めて、繰り上げて、目立つように コア 前に向かって
- not supposed to 《be ~》- ~してはいけないことになっている、~することにはなっていない、~している場合ではない
- stuck in 《be ~》- ~にはまり込んでいる、~にはまり込んで抜け出せない、~で身動きできない、~に縛られている、~に詰まっている、~に差し込まれる、~から逃れられない、~で動きが取れない、~でにっちもさっちもいかない、~で八方塞がりである
[Pre-Chorus]
あなたは私のハートを真っ二つに割る事だってできる
でもそれが癒されると あなたのために鼓動するの
I know it's forward, でも本当なの
[Chorus]
あなたを抱きたい たとえそうできない時でも
誰か他の人のそばでは寝てる時でも
あなたは私の頭の中にいて あなたを取り去ることはできない
If I could do it all again
I know I'd go back to you
I know I'd go back to you
I know I'd go back to you