90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

日経の春秋で取り上げられていた英単語: Spectre(スペクター)

「cpu spectre」の画像検索結果

日経の春秋でSpectre(スペクター)が題材として書かれていましたが、洋楽の歌詞で覚える英語『Alan Walker - The Spectre 歌詞和訳で覚える英語 「幽霊」を表す単語"ghost"と"phantom"と"specter"のニュアンスの違い』という記事を書いたことを思い出しました。

safariman.hatenadiary.com

記事では、「幽霊」を表す単語"ghost"と"phantom"と"specter"のニュアンスの違いを紹介しましたが、今話題となっている「スペクター」は、各種CPUに「メルトダウン」と「スペクター」という脆弱性(設計ミス)が見つかったというニュースだと思います。

Spectreは、悪意あるプログラムが任意のメモリ領域(機密情報を含むかもしれない)の読み取りを可能とする、マイクロプロセッサの分岐予測・投機的実行の実装に含まれる脆弱性である。 Specterに関連する脆弱性情報データベース IDとして、CVE-2017-5753およびCVE-2017-5715が発行(予約)されている。 特定のCPUアーキテクチャに依存した脆弱性ではなく、X86(IntelならびにAMD)、ARMでも発生することが示唆されている。

From Wikipedia

 日経の記事 as follow:

 

 もともとは「お化け」とか「妖怪」といった意味だという。英語の「スペクター」という単語だ。カール・マルクスフリードリヒ・エンゲルスが170年前に書いた「共産党宣言」の冒頭に出てくる「妖怪」が、スペクターと英訳されているのを目にしたことがある。

▼スパイ小説やアクション映画のファンにとっては、固有名詞に近い響きを帯びているかもしれない。いうまでもなく、007ことジェームズ・ボンドの最大の敵である、悪の組織の名前だ。ごく個人的な思い入れでいえば、55年前のボンド映画「ロシアより愛をこめて」でロバート・ショウが演じた刺客のイメージが強い。

平成30年が明けて早々にお目見えした「スペクター」は本来の意味にふさわしいのではないか。インテルやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)などのCPU(中央演算処理装置)で見つかったという「セキュリティー上の脆弱性」。極東がおとそ気分にあるうちから、米国の市場などで大変な騒ぎになっている。

Source: もともとは「お化け」とか「妖怪」といった意味だという。英語の「スペクター」という単語だ。カール・マルクスとフリードリヒ・ :日本経済新聞