2006年のデビュー・アルバム『フード&リカー』でシーンに登場したシカゴ出身のMC、ルーペ・フィアスコ。
ジェイ・Z、カニエ・ウェスト、ファレル(ザ・ネプチューンズ)、マイク・シノダ(リンキン・パーク)等が参加したこのアルバムは歴史的傑作として大絶賛され第49回グラミー賞で3部門にノミネート。
2007年末には2ndアルバム『ザ・クール』を発表しシングル「スーパースター」が全米TOP10ヒットに。同年にはカニエ・ウェスト、ファレルと共にCRS(=Child Rebel Soldier)というユニット名で新曲を発表。
2008年の第50回グラミー賞では『フード&リカー』からの「デイドリーミン」がBest Urban/Alternative Performance部門にノミネートされ見事、初受賞。自らが率いるパンク・バンド=ジャパニーズ・カートゥーンの活動などを経て2011年に3rdアルバム『レイザーズ』を発表。自身初の全米アルバム・チャート初登場1位を獲得したこの作品からは全米シングル・チャート9位を記録した「ザ・ショウ・ゴーズ・オン」の他、「ワーズ・アイ・ネヴァー・セッド」「アウト・オブ・マイ・ヘッド」等のヒットを連発。
2012年、伝説となったデビュー作の名を再び冠した4thアルバム『フード&リカー2:ザ・グレイト・アメリカン・ラップ・アルバムPART1』を発表。先行シングルの「アラウンド・マイ・ウェイ」でピート・ロック&C.L.スムースの名曲「T.R.O.Y.」と同じネタを使用し物議を醸したり、自身のツイッターで引退を仄めかし衝撃を与えるなど、ヒップホップ界における最重要アーティストの1人として動向が常に注目される存在である。
歌詞和訳
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