90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

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岸田首相 就任後初めて英語でスピーチ ニューヨークで開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議 国際会議などで英語でスピーチするのは首相就任後今回が初めて

令和4年8月1日 NPT(核兵器不拡散条約)運用検討会議における岸田内閣総理大臣一般討論演説 | 総理の演説・記者会見など | 首相官邸ホームページ

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岸田総理は帰国子女:

彼は小学校時代の3年間をニューヨークで過ごし、現地の公立小学校に通った経験を持っている。それ以降、留学や駐在などの経験はないようだが、2012年12月に発足した第二次安倍内閣外務大臣として入閣し、2017年8月まで務めた。

総理就任後に海外メディアから聞こえてくる評判は現時点ではぱっとしないが、実は今までの総理と比べて、国際舞台におけるコミュニケーション力やプレゼンス力は高いのではないかと筆者は考えている。

「英語」は大きな武器になる

あまり英語が喋れない人がある程度練習したとしても、このような自然な喋り方にはならないだろう。一度でもネイティブが周りにいる環境に身を置いたことのある人の喋り方だ。会話としての英語であっても、それなりに自分の言葉で話せるであろうことが見受けられる。

スピーチをする際の発音はもちろん、声や話すスピード、間合いも非常に落ち着いて聞きやすい。しかも、非常に自然だ。これは、幼少期の経験が軸になっているのかもしれない。自分とは違う人種・国籍の人々とコミュニケーションをとることの大変さを、よく知っているかのように感じるのだ。

一国の総理が、各国の首脳達との共通言語として使える「英語」を流暢に喋ってコミュニケーションをとったり、国際舞台でスピーチをしたりすることは、とても大きな存在表明になる。当然、世界からの共感も得やすくなるし、発言力も上がるだろう。

英語が不得意な人であれば仕方がないだろう。しかし、岸田総理は今までの総理と比べるとかなり英語が上手い。彼のように英語特有のリズムと抑揚で喋れる人はいなかった。

From: Forbes Japan