成長なき預貯金滞留:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59184940X10C22A3EE9000/
21年末時点での家計の金融資産は前年同期比で4.5%増の2023兆円と初めて2000兆円台に乗せた。最も多かったのは現預金で1092兆円と全体の54%を占めた。金融資産が初めて1000兆円を超えたのは1992年で、30年かけて2倍になった。
米欧と比べると、家計の金融資産に占める現預金比率は日本が突出している。米国は1割、ユーロ圏が3割といずれも日本の5割を下回る。
なぜ節約志向が強いのか。一因は上がらない賃金だ。