「米国株に局所バブル、分散投資を」マルキール名誉教授 ベストセラー「ウォール街のランダム・ウォーカー」著者

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「米国株に局所バブル、分散投資を」マルキール名誉教授:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN060780W1A001C2000000/

長期債の購入を避けたほうがよい。株式と不動産などの実物資産を購入すべきだ。仮に私の予想が間違っていたとしても、利回りが1%程度の10年債は確実に損だ。歴史的な高値であっても株を買った方がよい。インフレ時代にはポートフォリオを株式中心とする必要がある

現在の米国市場は90年代のITバブルと似た面がある。当時は口づてで情報が広がったが、今回はネットが中心だった。投資家は(こうしたネット株の)バブルが破裂するのに備え、(幅広い銘柄に分散投資する)インデックス投資をすべきだ

インデックス投資はアクティブ投資家の努力に「タダ乗り」している、との批判にどう応えますか。

「タダ乗りなのは間違いない。だがアクティブ投資家がいなくなる心配はしていない。仮に、ある製薬会社の株価が、本来40ドルのところを20ドルで取引されていたら、その機会を使って利益を狙うトレーダーが誰一人もいない状況を想像できるだろうか。先に本当の価値に気づいた人は、インデックス投資家より少しばかり利益を得られるが、彼らの行動にタダ乗りするのは問題ない」

「市場の95%、あるいは99%がインデックス投資であっても問題ないだろう。資本主義社会では、利益を得られる機会があれば、誰かが必ず見つけ出す。インデックス投資で市場が機能しなくなる危険性はない