90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

エミン・ユルマズ: 私は老後の資産形成でレバレッジ商品を積み立てることには反対。S&P500やナスダック100の積み立ては、よいと思います

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Source: 全財産失った「死者は語らない」 7割減か「億乗せ」か…ハイリスクな“レバナス”、専門家はどう見る〈AERA〉 (AERA dot.) - Yahoo!ニュース

エミンさんが老後資金、インデックスについて話しているのをあまり見ない印象でしたのでメモ。

■宝くじに当たっただけ  

この検証結果をエコノミストのエミン・ユルマズさんに見せると、全く驚かなかった。 「過去はそうだったというだけの結果論です。ITバブルやリーマン・ショックのような、長期下落相場に耐えて入金し続けられるか。それができたとしても、20年間の超強気相場という“宝くじ”にたまたま当たっただけです。私は老後の資産形成でレバレッジ商品を積み立てることには反対。S&P500やナスダック100の積み立ては、よいと思います」

レバナス262万円が22年後に1億679万円は夢があります。262万程度なら無くなってもよいと考えるならやってみてもよさそうです。

「積立期間約22年で、財布から出したお金は262万円です。S&P500の場合、1133万円になっていました。ナスダック100は2005万円。レバナスは……1億679万円です。あくまで理論上の数字で、税引前ですが」

 毎月1万円のレバナス積み立てで、262万円が「億乗せ」。文字通りケタ違いに増えている。1万円ずつの定額積み立てなので、暴落時に安値でしこたま仕込めたことが大きいという。

エミンさんも宝くじ枠で買うなら良いと言っております。毎月$1400をSP500や先進国、Nasdaqに積み立てて、$100だけレバナスを買うという感じでしょうか...

たとえば毎月10万円の投資信託を積み立てている人が、宝くじ枠として1万円をレバナスにするのは、まだいい。メインに据えるべきではない。暴落は予測できないからだ。60歳、70歳のリタイア時とXデーが重なったらどうするのか。

エミン氏の著書