仕事が速い人は、「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」
- 5秒以内に動き「作業興奮」を起こさせる⇒作業を続けられる
- 動きながら考える - 真の問題点はやってみないとわからないから動く
- 他人を使う⇒アウトソース、任す
作業興奮:脳細胞が活性化する現象
とにかく、作業を始めて筋肉を動かすと、脳の側坐核という部位が反応をして「作業興奮」がおこります。側坐核は、一定以上の刺激を受けるとアセチルコリンという神経伝達物質を分泌します。「筋肉を使う」のがコツになります。
このように、作業を行う事で筋肉を動かし脳細胞が活性化する現象を「作業興奮」と言います。
こんな経験はありませんか?
多くの人が「作業興奮」の経験をしています。例えば、こんな経験はありませんか?
年末の大掃除や引っ越し等での荷物の片付けや部屋の模様替え等は手を付けるまでは面倒ですが、一旦、始めてしまうとのめり込んで一気に片付けてしまうような事がよくあります。
家の掃除を始めたら、掃除をしている内に色々な所の汚れが気になって、いつもはしないような場所までもついでに掃除をするような事があります。その時に行っている作業や仕事を「切りの良い所まで終わらせないと気が済まない」ような事もそうです。
遊びやスポーツも始める前はあまり乗り気がなくても、いざ身体を動かし始めると次第にその遊びやスポーツに熱中をしたりします。
人間も「動物」なので、いくら脳が発達しているといっても、もともとは考えるよりは身体を動かす方が得意な仕組みになっています。
身体を動かしたり手先を使ったりする仕事では、自然に作業興奮の状態に入り易いと言えます。
デスクワークのような仕事でも、作業興奮を上手く利用すればスムーズにやる気を引き出せるようになります。
まず身の回りを整頓するとか、機械的に処理できる書類を記入する等々、ストレッチや深呼吸でも構いません。とにかく、筋肉を動かして「やる気の脳」を活性化する習慣をつける事が秘訣です。