『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)』より引用。金融資産と比べ、不動産投資(自宅購入も含む)は取得コスト、保有コスト、売却コストが多くかかる。
米国から帰国後に住宅購入をするか賃貸生活を続けていくか検討中であり、色々な情報を読み漁っている中で見つけた一冊。
今まで他の書籍などで読んだ内容から、
- 金利で1000~2000万円(2%、3000~4000万円の不動産購入、頭金少額)
- 修繕積立で800~1000万円
かかると読んだことがあります。
投資家が、不動産を買わず賃貸を選ぶ理由は、利回りが低い+金融価値が下がる金融商品を持つリスクを避けているだけであり、将来価値が下がる投資商品を借金してレバレッジをかけて買うという不合理な行為をしたくないということがわかりました。
確かに20代で手元資金を頭金1000万円に充てて、取得コストと保有コストにお金を使ってしまい金融資産を買うことができず、将来30年以上にわたる複利の効果を享受できる機会を失うのは避けたいという主張だと理解できるようになりました。これは米国に来て資産運用を始めてみてやっとわかったことです。もちろんアメリカのように住宅価格が下がらないのであれば買った方が絶対お得ですが...
私は、両親の持ち家や不動産を相続予定、人口減少や空き家増加で将来は家をタダで手に入れるから、帰国後も家賃生活でよいのかなと茫然と思っておりましたが、利回りという本来持つべき視点を見直そうと思いました。
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