ナスダック100とS&P500の半々のポートフォリオで良いとのこと。私がすることは、収入 - 支出を最大化する努力=倹約生活を続け、ドルコスト平均法を続けること。
そして、いつか『不運にも株で損したら?損しているのは自分だけではなく米国株式の場合、世界中に犠牲者がいるのであきらめもつくし、あの米国がほっておくはずはない。そのうち相場も戻ってくる、それが米国株式だ(付表⑦)。そしてこの不死鳥のような株価復活に感動すら覚えるだろう。』を経験したいです。
もし本気なら、もっと大胆なリスクテイクを!
資産形成が必要なのに十分なリターンが得られないと悩んでいるならこの方法はどうだろう?つまりはもっと大胆にリスクテイクをする。例えば、金融資産1億円のうち半分(5000万円)以上にリスクを負わせる。そのうちの8割(4000万円)がS&P500とナスダック100のETFだ。そしてこれは当分の間動かさない。自分の運試しと運用能力の証明はせいぜい残りの2割(1000万円)で最大3~5銘柄だ。この銘柄にしても下がれば投げるけど少々上がっても売らない!ただしこの個別銘柄は総合するとそのパフォーマンスでナスダック100に勝てないと思う。ところで残りの5000万円の2~3割はドル債(米国債か高格付け事業債)でもいい。ちなみに若者や壮年は余裕資金の全額が米国株式でいいと思う。普段の生活は働けば何とかなる!徹底的に投資パフォーマンスにこだわり、資産全体の浮き沈みで毎日興奮!
私は上記を実践している。金融資産の大半が指数連動のETFなので個別銘柄が資産全体に与えるインパクトは限定的だ。したがってその値動きを見ても不感症ぎみ。仕事で稼いだチリツモの資金の大半が大胆不敵に米国で勝負し毎日増えたり減ったり。そしてここでは徹底的にパフォーマンスにこだわっている。年率何パーセントで増えたか減ったか?ベンチマークのS&P500やナスダック100と比べてどうか?その戦果を毎朝エクセルで管理する。これが日課なので朝から刺激的だ。つまり投資成果や目標を個別銘柄の騰落率や勝ち負けから資産全体の変化率に“意識変革”するわけだ。日々の増減はそれこそ自分の(かつての)年収をも超えるかもしれないので結構スリルがある。最初は少し怖いかもしれないがそのうち慣れる。そして少々のことでは痛痒を感じなくなる。そうすればしめたもの。これを継続すれば2008年の金融危機や昨年秋以降の下落も乗り切る胆力、忍耐力が鍛えられる。もっともこういう暴落に遭遇すると人生が全否定された気になるので相当へこむ。
暴落の後は“感動”と“発見”(=「純化する株主資本主義」)が待っている
自分の汗水たらして稼いだお金がたんに銀行で怠けているだけでなく世界一競争の厳しい米国で一生懸命戦っている、そう思うだけで痛快だ。それもで暴落したら? 1920年代の大恐慌時代を除けば米国株式は半値(ITバブルと金融危機(付表⑤))になった。5000万円の半分、2500万円の最大損失を覚悟しておけばどんな荒波も大丈夫!と覚悟(実際にそう)する。不運にも株で損したら?損しているのは自分だけではなく米国株式の場合、世界中に犠牲者がいるのであきらめもつくし、あの米国がほっておくはずはない。そのうち相場も戻ってくる、それが米国株式だ(付表⑦)。そしてこの不死鳥のような株価復活に感動すら覚えるだろう。これが米国の「純化する株主資本主義」の神髄だ。私は日本人にこの醍醐味を味わってほしい。ここまで言うと多くの人は私を誤解するだろうが米国人の資産家層の多くは多分こういう思考回路だと思う。
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