これは、「ひろゆき「貧乏になった人はリアルでバカになり、ムチャクチャな方法でカモられる」|新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。」という記事からの引用です。
1990年代にそれなりに便利に暮らしていた人たちは、クルマやオーディオ、テレビゲーム機などいろいろなアイテムをそろえていたため、お金が必要だったんです。
- 江戸時代とかだったらお金のある殿様と極貧の農民では、暮らしぶりや遊びっぷりも月とスッポンだったんだろうけど、今は億万長者も時給1000円のフリーターもスマホを使って同じオンラインゲームで遊んでたりします。
- でも、昨今はスマホ1台持っているだけで、オーディオもテレビゲームも買わずに済むようになりました。
- クルマについては、貸し借りするシェアリングエコノミーサービスが広がってきたことで、所有することにこだわらなくなっています。
- 流行りのサブスクリプション方式の映像配信サービスなんかも、月額1000円弱で世界中のコンテンツを観ることができます。
この記事を読んだ時になぜか、日本からニューヨークへ帰るANAの機内で読んだ日経の「姿なき富を探る(4) 「マッチング」1万人救う お金で測れぬ幸福=価値」を思い出しました。
活気ある低成長
高等数学とプログラミングを駆使して隠れた需要と供給を掘り起こし、一致させる。ロス氏によると、このお金を介さない市場を通じて米国で計8千~9千人、世界では1万人ほどの移植を実現した。値段のない幸せは経済統計でうまく測れず、臓器移植が成功し人工透析にかかる医療費が減るなら、むしろ国内総生産(GDP)は縮む。「幸福を貨幣価値で換算するのには限界がある」(青山学院大の亀坂安紀子教授)
例えば車や部屋などを自ら所有せず、個人で融通し合うシェア経済。モノの生産が抑えられてGDPの低下要因となる半面、好きなときに好きなだけ使えるという、お金では測れない幸福度は増すだろう。膨大なデータを直接読み取り、ほしいモノやサービス、仕事などを無駄なく見つけられる経済。デジタル技術が労働市場を効率化し、25年に世界の雇用が7200万人増えるとの推計もある。経済協力開発機構(OECD)の試算でも、需給のすれ違いなどが原因の失業率は主要国で低下している。
効率を極限まで高めて摩擦をなくすとムダな生産や投資が減る分、見かけの成長は鈍るだろう。機械化を進めた産業革命以来、世界は有り余るモノをつくって成長をかさ上げし、豊かさを追い求めてきた。低成長でも活気ある経済。そんな未来を描けないか。新しい発想で豊かさや幸せをとらえ直すときを迎えている。
金をかけずとも楽しめる世の中=お金では測れない幸福度と連想したのかもしれません。
- 家を買わない
- クルマも所有しない
- 保険は掛け捨てで最低限