90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

メモ:世界経済は成長している、主要国の名目GDPの推移 by 経済産業省

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これならS&Pと全世界投資にベットしてみてもよいなと思います。

一方、今後の見通しについては、IMF は、引き続き景気の下振れリスクが上振れリスクを上回るとし1、世界経済の成長率は2010 年の5.0% から2011 年には4.4%、2012 年には4.5% へと緩やかに推移すると予測している。先進国と新興国の各々についてみると、先進国は2010 年の3.0% から2011 年には2.4%、2012年には2.6% へ、新興国は2010 年の7.3% から2011、2012 年ともに6.5% へと、いずれも2011-12 年は2010年に比べて回復速度が緩やかになるものと見込まれている。とはいえ、引き続き、新興国が先進国の2 倍強の高い成長を示す見通しであり、かつ、2010 年は新興国の成長率が先進国の2.4 倍、2011 年には2.7 倍と更に勢いが増す見込みである(第1-1-1-3 図)。同図の世界のGDP に占める構成比も、新興国は2010 年には31.2%、2011 年には34.0% と拡大する見通しである。更に、2014 年には世界経済の39.9% を占めることが予想されている(第1-1-1-4 図)2

このように、中国をはじめとする新興国は、成長率、規模ともに、その存在感が一層高まる見込みである。

一方、これら新興国では、先進国の金融緩和により大量の資金が流入し、インフレや自国通貨の増価進行への懸念が拡大している。対応措置として、新興国では、政策金利や預金準備率の引上げ、資本流入規制等を強化している。こうした「金融緩和」から「金融引締め」への政策転換によって、新興国経済が、今後、予想以上に大きく減速すれば、新興国に依存する世界経済の回復プロセスの遅れをも招きかねない。

Source: 1 世界経済の現状と今後の見通し