90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

メモ:10兆円も500円も、資産運用のアルゴリズムは同じ、

私が資産運用のロボアドバイザー「ウェルスナビ」を起業しようと思い立った大きなきっかけは、私の妻の両親と自分の両親が同じような学歴・職歴を有していながら、保有金融資産に10倍の開きがあることを知ったことでした。妻の両親が大きな金融資産を築けたのは、若いうちから勤務先の福利厚生としてプライベートバンクの資産運用サービスを使えたおかげであり、同様のサービスが日本にもあったなら自分の両親はもちろん、日本全体ももっと豊かになれたのでは、と考えたのです。

Source: 10兆円も500円も、資産運用のアルゴリズムは同じ!マッキンゼーでウォール街の機関投資家をサポートしてわかった真実 | これからの投資の思考法 | ダイヤモンド・オンライン

 アメリカに来て色々な人と資産運用の話を聞くと、この手の話を聞きます。私の親は資産運用をしておりませんでした。給与が上がる時代なので、住宅ローンを20年未満で返すことができ悠々自適に過ごしており、貯蓄もあると思いますが、30年間の資産運用で複利を得て大きな資産を持っているわけではなさそうです。

まずは経験豊富な金融専門家のチームと一緒に、リスク管理ガイドラインや資産運用の枠組みを一からつくりました。それが一段落すると、クオンツと呼ばれる金融工学の専門家のチームと共同で、10兆円の資産を運用するためのアルゴリズム(複雑な数式の組み合わせ)を10ヵ月かけて設計・開発していきました。

 でき上がったアルゴリズムを見て、ふと気づいたことがあります。アルゴリズムは結局、数式です。10兆円でも10億円でも10万円でも、それこそ500円でも、資産運用のアルゴリズム自体は同じです。

 実際、アメリカ人の妻の両親の金融資産の内容と、10兆円規模の機関投資家の資産運用を比べてみると、細かな違いはあるものの、同じような考え方に基づき、同じように運用されていることは明らかでした。「長期・積立・分散」の資産運用です。

Source: 10兆円も500円も、資産運用のアルゴリズムは同じ!マッキンゼーでウォール街の機関投資家をサポートしてわかった真実 | これからの投資の思考法 | ダイヤモンド・オンライン

「長期・積立・分散」の資産運用とは、

  • ・10年以上(できれば20年以上)の長期投資
  • ・毎月、一定の金額を投じる積立投資
  • ・世界中のさまざまな資産への分散投資

参考図書: