90s生まれミレニアル世代のメモ帳/備忘録

アメリカ東海岸の片隅から、読んだ記事や本で気になった箇所をメモするブログ。

メモ:財務省やマッキンゼーで積極的に資産運用をしているという人を、私はほとんど知りません

「投資は危険なものだ」という刷りこみがあると思います。

柴山 その通りですね。

安田 長期的な目線で資産を育てていく「投資」と、短期的な利ザヤで稼ぐ「投機」の区別もあまりされていない印象です。若い世代で預金以外に手を出す人の多くが、ビットコインやFXなど「投機」から入るのも悩ましいですね。長期投資の大切さがもっと知られれば、「投資と投機は別物だ」という認識がもっと日本でも広がるかもしれません。

 ただし、柴山さんは本の中で、金融リテラシーや投資教育がその解になるのかについて、重要性は認めながらもやや懐疑的な意見も提示されてますね。

柴山 金融リテラシーを身に付けるための投資教育はもちろん大事だと思います。しかし、投資教育が根本的な答えではないのでしょうね。

 というのも、私の周りの人は金融の知識が豊富なのに、資産運用をしていない人が多かったんですよね。財務省マッキンゼーで積極的に資産運用をしているという人を、私はほとんど知りません。銀行や証券会社など金融系の職種の人もそうなんです。言うまでもなく、一般よりも金融リテラシーの高い層なのに、です。

柴山 金融リテラシーを身に付けるための投資教育はもちろん大事だと思います。しかし、投資教育が根本的な答えではないのでしょうね。

 というのも、私の周りの人は金融の知識が豊富なのに、資産運用をしていない人が多かったんですよね。財務省マッキンゼーで積極的に資産運用をしているという人を、私はほとんど知りません。銀行や証券会社など金融系の職種の人もそうなんです。言うまでもなく、一般よりも金融リテラシーの高い層なのに、です。

安田 職務上やってはいけないというわけではないのに、投資信託の一つも買っていない人が多いということですね。

Source: 日本に投資が根づかない理由は「金融リテラシーの低さ」ではない | これからの投資の思考法 | ダイヤモンド・オンライン

日本でも財務省マッキンゼーのような勤めている人は資産運用しているというイメージがありましたが、意外にしていないのですね。

参考図書