「買ったその場から、気を遣わずにガンガン使えるという安心感がありましたね。買ったばかりのものって、最初は丁寧に扱おうとしますが、リモワには良い意味でそれがないんです。タフだという安心感。そして、年期が入っているリモワの方が格好良いというイメージがありますから、あえてラフに使えるんです」
使い込んだものこそ美しい──。そんな感覚を思い起こさせてくれるアイテムは、意外に少ないのではないだろうか。
「他のブランドのスーツケースは、使い古しててもそれが良い、というイメージはありません。それがリモワだけはなぜか、古くて使い込んだものこそ格好良いんですよね」
長い時をともに過ごすことを前提に、使い込んでいくのだ。そのためには、時代に流されないデザインが求められる。
Souece: 僕たちのリモワ・ストーリー|メンズファッションニュース|GQ JAPAN