日経ビジネスオンラインのライザップイングリッシュ社長のインタビューより...
海外事業に力を入れる日本企業も増えています。ビジネスパーソンには、どの程度の英語力が求められているのでしょうか。
山口氏:実は私はライザップイングリッシュに勤める前、幹部層を対象とした転職やヘッドハンティングの仕事をしていました。そこでビジネス英語力として企業側が求める基準は最低TOEIC800点レベルです。特に今すぐ、英語を使う仕事をしてほしいわけでなくても、マネジャーとしては一定の英語力は基本的なスキルとして、持っていてほしいと考える企業が多いのです。800点レベル以上でないと、ざっくり言って、求人件数で5分の1程度に減ってしまう印象でした。
特にここ5年ほど、アジアやインドなどの新しい市場で成功事例を作りたいと考える企業が増え、英語を重視する傾向が強まったと感じていました。