英語推進グループのメンバー(撮影:栗原克己)
”現場を含む全日本人社員に英語習得を要請するなか、経営陣が率先して身に着ける”という幹部の姿勢が素晴らしいと感じました。
サトーHDの英語公用化のプロセスは、「ゆるさ」が特徴だ。楽天やファーストリテイリング、資生堂のようにTOEICのスコアを昇進の目安や条件にするといったことはしてない。本誌の特集でも紹介したが、サトーHDが社員に課す目標は日本英語検定協会などが開発したテストの「CASEC」で571点以上。TOEICだと500点程度で、TOEIC受験者の全国平均よりも低い。ロバート・クー英語推進グループ長は「現実的な目標を掲げて、やる気をそがないようにしている」と話す。
Source: 記者が見た!「ゆるい」英語公用化の現場:日経ビジネスオンライン